プロの世界って難しい

これまで視聴者参加型テレビ番組を随分と見てきた。
特に関西で育ってきた俺は、視聴者の観覧席を用した番組が極めて多い。

特に印象深かったのは、ゲームの惑星(毎日放送 制作/1997/9~1998/3)だ。
ここでは番組オーディションを経た女子高生から女子大生6名と、ゲーム
クリエイター・飯野賢治氏、電気グルーブピエール瀧氏が、本当にゲーム
ソフトを企画し、ゲーム会社に売り込んで製品化しよう!という流れの番組。

半年間という極めてタイトな時間枠ながら作った企画を、タイトーへ売り込み
に行った。
しかし製品化に漕ぎつけることが出来ないまま、企画はボツに。そして番組も
同時に終わった。
そんな地方局テレビ番組が今から15年前にあったのだ。


やる気と根気と行動力のある人なら、多分こんな番組は必要ないだろう。
でもこういった番組があることで、メジャー志向ある人にとってはモチベーション
となり、趣味でいたい人も生きがいのようなものを感じると思う。

頑張り方にもよるが俺も半ば諦めているものの一人だが、昔は目指したこと
のある者の一人だから、こういう視聴者参加型で創作活動応援番組というのは
とても生き甲斐を感じさせてくれる。


確かに番組が素人っぽいとか、ゲストやコーナーがテンコ盛り過ぎるとか
そういう意見もあるだろう。でもそんなの、機会さえあればどうにでもできる。
重要なのはそこに「場」があるかどうか?だ。

耕せる地があれば稲でもトマトでも育てられるが、無ければ何も育てられない。と一緒。


ただね。この番組のプロデューサーである山田さんや同社他部署の細谷さん
の話を聞いていると、俺や俺のような視聴者がいかに非力かを痛感させられて
しまう。

細谷さんが述べていた
「次があるとして、繚乱くんを採用するかどうかも含めて考えた方がいいかも」
は、確かにそういう考え方はあると思う。
繚乱さんが良い悪いじゃなく、番組を続けるためには?に焦点を当てて考えれば
多少お金がかかっても更に有名な芸能人を登用するのも手だと思う。

2011年5月から2012年3月を背負い続ける必要は無い、と思う。

完全リニューアルして余計に駄目になった番組もあるので、それがベストだとはいえない。
だけど一旦終わった以上、また新規ユーザー開拓をするには、昔の全てを引き継ぐ
必要は無いと俺は思う。


正直、まとまんないわw
まあこんな大事なこと、数時間で片が付くなら誰も苦労はせんwww

何度も言うが、「場」がなくなったらそれまで。
「場」を持ち続けることに意味があるってことを、山田P含め視聴者も強く意識して欲しい。
そう思った1日でした。


[参考元]
ドリームクリエイター - ニコニコチャンネル
< http://ch.nicovideo.jp/channel/ch23 >

ドリームクリエイター|クリエイターを応援する新・音楽番組
< http://d-creator.jp/ >

[参考元]
ゲームの惑星_1/4 - YouTube
< http://www.youtube.com/watch?v=7E_3Bn7bo6M >