コンテンツとは?

4Gamer記者の「オーパーツ」という言葉が俺個人的には一番しっくり来た感じ。
ただウェブ業界でいうコンテンツって、宗教を身に纏った宝飾品のような高級崇高なものじゃないよね。あくまで物、オーパーツじゃなくパーツ(部品)の意味だと思っている。

川上氏がいう「分かりそうで、分からないもの」という定義は、作品全体に対する価値のことを言っているんだろう。

ユーザーがウェブサービスを利用する、小説を読む、ゲームを遊ぶ、といった行為で価値のあるものだと感じれるものってどういうモノなのだろうか?と考えたとき、人間の脳ではこういう化学反応があるんだろうなあ、という川上氏なりの解析があって、コンテンツってこうあるべきものなんじゃないのか?という考え、定義を話していたんじゃないのかな。というのが俺なりの解釈。


コンテンツという定義が決まった。じゃあその意味で社内の人、ユーザーの人が使うか?というと、違うよね。
コンテンツという1つの単純な言葉であっても、そこに価値を入れて使うと多分誰とも会話ができなくなると思う。
何をいいたいかというと、4Gamerはパブリッシャーなわけだから画面の向こうに多くの読む人がいるわけだ。その人たちに対して語りかけたいのだと思う。コンテンツって、こういう意味と価値があるんだということを。


じゃあ俺にとってコンテンツってなに?と考えると、あるべきところに存在するもの、という意味で捉えているかもしれない。
すごく話しを飛ばしてしまうけど、結局こういう話をすると宗教、宗教学ぽくなってしまうのであまり好きじゃないんだが・・・
「神の存在定義」を語れといっているようなものだと俺は思う。
「ここに居てここに在らず、あそこに居てあそこに在らず」というのが神の存在定義とされている場合が多いと思うんだが、これは時間の存在定義にも通じる話なので、いくらでも語れるし、キリがない話。

だから単純に言った方がよくて、「楽しけりゃいいじゃんw」と話したほうが人の多くが賛同、共感してもらえると思う。


ま、そゆことで!w



[参考元]
4Gamer.net ― “コンテンツの定義”を見つけた!――ドワンゴ川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第4回
< http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120209087/ >