時給は数セントで１４時間勤務だとか、そういう話がネットを駆け巡っていた。
時給数十円として１４時間２５日勤務で、月収３，５００～７，０００円くらいだろう。これで生活していけ！って言われたら、そりゃ鬱になるし、自殺したくなるよね。
今回の報道で「うちの協力会社とは言え、そういう劣悪なことはない」とキッパリ否定をしたわけだ。
９時間拘束の８時間労働、土日は休みが日本でのスタンダードな勤務体系だが、これをフォックスコンで行われているのか？という具体的な話は出ていない。
給料の話も否定はしているようだが、じゃあ工員たちは幾らもらっているのか？までは話していない。
日本の企業の多くは海外に工場をもっているが、日本の企業はそういうことをやってないか？というのも気になる。
地震もあって生産拠点を海外シフトが加速しているようだが、それでも日本より安いとは言え中国では年々賃金が高騰していっていると聞く。それを嫌ってタイ、マレーシアに拠点を持つようになっているようだが、結局どこも同じ賃金レベルになったとき「どーすんの？ｗ」って思う。
結局商品を売りつけるのは日本だけじゃなく、アメリカだけじゃなく、EUだけじゃなく、中国・ASEANにも売るわけでしょ。安い商品なら中国・ASEANでも売れるだろうが、５万、１０万以上するような高額商品も大量に売れるようになるには、中国・ASEANの平均給料が日本と同レベルにならないと無理だと思う。ってことを考えると、結局は中国・ASEANの工員に払う給料も日本と大差なくなったよねっていうことになると、俺は思うんだけど。
それが今年なのか２０年先なのかっていう時間差はあるけど、結局はどこで生産しても一緒だねって言う話になるんじゃないのかなって俺は思う。
[参考元]
アップル契約企業の労働問題、クックＣＥＯ「目をつぶらず」 （ロイター） - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000002-reut-bus_all >
