感情論で動く経済社会

リーマンを助けなかったことで一時的な恐慌に陥ったわけだけど、なにもどの企業もリーマンに頼ってたわけでもなく、殆どが米政府やFRBなどに助けられて生き残ったわけだ。
これは如何に世界経済社会が、一部の金持ちの感情論だけで動いているかを如実に表した結果だと思う。

300万人→270万人に減ったというわけだが、じゃあその30万人は正社員になったのか?というと、そうでは無いように思う。
記事にもあるように「震災復興で」とあるように、2万人ほど増えたといっても極めて臨時的だと読み取れる。

これは決して景気が回復基調にあるとは言えないよということだ。


何を以って景気回復、景気が良くなったといえるかは分からない。ベンツが買えることなのか、家を持てることなのか。仕事に就くことなのか。

スパイラルと言う言葉はあるが、この低調がそのまま永遠と続くと俺は思っている。
中華の上昇率が少し下がったと言う記事が少し前にあったが、以前にも触れたように多くがまだまだ貧困層低所得者だ。中所得者でも日本円に換算したら年収100~200万円程度だ。少なくとも日本と同じ金額レベルになるには、最低でも20~30年はかかると思う。
ということは、商品単価を極限状態にまで落とさないと売れないということを意味すると思う。


ステルスマーケティングが今の流行語になっているが、自分自身がしっかりとした考え方、意識を持つことが問われる時代になったと言えると思う。

年収100万円なら100万円で幸せを感じる方法を考えないといけないし、200万円なら200万円の幸せを感じる方法を自分で見つけないといけない。ということだ。

国や政府や自治体や会社には頼れない。自力でどうにかして生きてゆこうとする努力をしなければ、本当に自分が廃人になってガ/イ/キ/チになっていくか、死を選ぶしかなくなるまで追い詰められてしまうだろうと思う。



[参考元]
「派遣」一日平均271万人…派遣切りで1割減 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120120-00001113-yom-bus_all >