冷やかし8割、良客2割

パレートの法則については賛否、議論あるところだと思うが、殆どの出来事に当てはまる。
紹介ブログ記事についていえば、売上げは2割の良客で成り立っているはずだ
8割は冷やかし客だから、そこにどれだけコストをかけずにすむようにするかで色々自分なりの思索を練ったほうがいい。

そして8割の冷やかし客に対して、自分がどうActionをかけるかも重要。
店舗だとウィンドウショッピングして、値札みて、展示品や商品に手垢をつけて帰っていくが、そこに対して「お客様、どうですか?」と営業をかけられるか?だと思う。

冷やかし客はこちらが持っている情報を聞くだけ聞いて帰っていくなんて腹立たしい奴だ!と言っているように聞こえるが、どんな商品にも公表してよい情報と、非公表の情報がある。そこの区別をしておかないと、馬鹿をみるだけになる。つまり自分が情報に対してどれだけの意識と価値があるのかを理解しておく必要があると思う。

一般に知られていること、Twitterやブログなどに掲載・公開されている情報なら”世間話し”だから言っても良いと思うが、たとえばA社のサービスについて考察を聞いてこられたらそれは有償の情報だという意識をもって対応すべきだ。


ひどい客はゴマンといるし、そこに意識を囚われるのであればSOHOは向いてないと思う。
自営業をする以上、営業と客との付き合いは避けて通れない。パレートの法則を用いれば、8割は無駄なことだ。そうだから諦めろと言っているわけではなく、ロスに対してどれだけの意識と管理力を自分が持てるかが重要だと言いたいのだ。

複数名で事業をやっている場合は誰かが営業に特化して仕事をしていればいいだろうが、一人でやっている場合は商品企画、開発、製作、デプロイ全部やらないといけないのだから無駄話をしている暇はない。
例えば営業の日は月曜日だけ!or1日2時間まで!等と決めておくというルールは決めておいたほうが良い。

話が長い客、無駄話しかしてこない客っていうのは初見であっても5分も話せばおおよそ分かる。そういう客に最後まで付き合う必要はない。
「申し訳ございませんが、4時から他のお客様とミーティングが入っておりまして」
と嘘をかましておいて、時間短縮できるようすべきだ。できれば最初の時点でハッキリ言っておけば、極力ロスを無くせるはずだ。
というか相手と商談や世間話しは2時間、できれば1時間半で区切りがつくようにリミットをかけるべき。


客の考えが固まってないというのはデフォルトだと思っておいたほうがいい。自分の方から「~~~がいいですよ、これで行きませんか?」とどんどん提案してリードしてあげないと、余裕が100万年あっても終わらないと思うw
非常に危険な言い方をすると、客に納得させる必要は無く了承さえもらえればそれでいいんだという考えをもっておかないと、ロスばかり増えると思う。

SOHOでしかも一人でやっていると時間管理するのが難しい。まあいいやと思って気を許すと、いくらでも冗長化されていく。
営業時間は9時~18時、休憩は12時~13時と決めたら、どんなことがあってもその時間枠で仕事するようにすべき。大企業と同じく残業ゼロデーも設定して、時間に対する意識をつけておく必要がある。
残業ゼロデーというのは時間に対して高い意識付けを習慣付けるためのものであって、残業するのは駄目なことなんだという意識付けをするためのものではない。


愚痴っていいんだけど、だから努力をしない対策を講じないというのは駄目だよね。
相手が100%悪くても、それなりの対策を講じるべき。そういうことが出来ないのであれば、企業の下で働いたほうが良いと思う。



[参考元]
Geekなぺーじ:フリーランスにとっての無駄足
< http://www.geekpage.jp/blog/?id=2012/1/13/1 >

パレートの法則 - @IT情報マネジメント用語事典
< http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/paretoslaw.html >