アンタがやらなきゃ、俺がやる!

なんだかんだ言っても、IEがシェアNo1であることに違いは無い。
Windows7は12月に全世界5億本が売れたと発表した。

何故トップか。IEは何かと物議を醸し出してきたが、Windowsとセットで販売されることは変わっていないからだ。
FirefoxChromeSafariなど複数のブラウザがあるにもかかわらず王座IEは変わることが無い。

いまだに多くの企業でIE5、IE6といったWindowsXP時代いやもっと言えばWindows2000で使えるブラウザが今も利用されている。
理由はリッチなウェブページを見る必要が無いからという理由。
もう1つはそんなところに経費はかけられないからと言う理由。
3つ目は既存、現存のシステムを利用できなくなるから。

Windows2000だとFLASH Player10まで対応しているが、Windows2000時代のPCを使ってみれば分かるがFlashPlayser10がどれほど重いかが分かる。そのPC、ブラウザは適してないことが分かる。

個人的に様々の企業・会社を訪ねてきたが、一方ではウェブをインターネットを広告宣伝媒体として活用しようとしているのに、社内では過去維持だ。ウェブを作っている者として腹立たしく、悲しくもある。
もちろんリッチコンテンツを利用するにはPCは買い換えないといけない、OSを買わないといけないという金銭面での苦は確かにあるが、CPUがCore2、i7/5/3Coreなら、OSを入れ替えなくてもHTML5対応ブラウザを導入して欲しいものだ。


この記事ではFacebookはIE7にサヨナラを言おうとしている。

IE7と言えばやっとMS製で多くのCSSデザインを受け入れられるようになってきたブラウザ。
それでも不満は全て解消されたわけではなかったが、ウェブコーダーらはやっとテーブルデザインからさよならできると喜んだ。儚い希望であったがw

IE8標準となれば、CSSデザインはもとより一部のHTML5にも対応できるようになる。

2011年の話題は、やはりIE6に対する撲滅運動が世界的に大きくなったことだ。
いまだにWindowsXPバンドルブラウザを標準にしている企業、会社は非常に多い。その為ウェブ製作者は非常に苦痛を味わされてきたという苦い思いがあるからだ。
IE6は2001年にリリースされたもの。今は2011年で、2012年になろうとしている。IE6には幾つもの難があり、それを解決するのに苦悶する。そういう思いが世界的な活動になったのだと俺は思っている。

HTML5がW3Cから正式にリリースされるのは2014年。2年以上先だ。
長年リッチコンテンツとして君臨してきたFLASHは、モバイル版の開発を終えた。多分PC向けはHTML5との共存共栄をどうしていくかでAdobe社内、旧マクロメディア社員と連日連夜の会議を続けているだろう。

俺は片端でもウェブに携わるものとして、全てのブラウザは常に最新のものであって欲しいと望んでいる。
でもプラットフォーム(OS)があまりにも多すぎる。容易く希望が通るとは思っていない。


Facebookという世界的な巨大ウェブサービスが、IE7に別れをいうことはとても勇気のいる賞賛すべき事だ。
そのうちGoogleTwitterも追随していくだろう。それは非常に望ましい形だと俺は思う。
こういった望ましい活動があるのに、日本産のウェブサービスはどこも腰抜けばかり。miximobageGree、YahooJapanなどなど。



もうすぐ年は明けるが、ウェブ製作者にとって真の年明けは、まだすこし先のように感じる。



[参考元]
FacebookIE7のサポートを段階的に廃止か?! - 気になる、記になる…
< http://taisyo.seesaa.net/article/243639359.html >