破綻とは、血液の循環が滞ること。でもそれだけじゃないよね、死ぬ人だってでるよね。

経済の専門家ではないので毎度のごとく自分の印象論でしかない。

債務整理という名前で、借金返済を後にずらしてもらうよう交渉し、新たな契約を結ぶというものだと述べているが、それは強いては雇用や経済に大きくのしかかってくる。更に言えば、個人の借金も返せない人が増えてサラ金業者らが債権者を追い詰める行為に走り、債権者が借金苦で自殺するという最悪パターンが出てくる。

デフォルトだのリスケだの言っているが、その背後や周辺では人命に及ぶことは山ほどある。それをどう考えているのか?
「そんな細かいことまで考えられるかい!」
そう云うのだろうが、なにも首相一人で考えろとは言ってない。多くの人に仕事を振って考えさせ、細かなサービス、フォローに回れるようするのが首相なんじゃないだろうか。


実は話したいことはこんなことではない。
タイトルに書いたとおり、韓国・中華・BRICsなどの後進国新興国にここ数年は助けられてきた。というのが事実だと思う。でも欧州の急激に大幅な落ち込み、製造現場が中華から東南アジアに移ってきている現状などを見れば、もう韓国・中華・BRICsバブルは終焉直前といっていい。

お金という血が、ここにきて還流しなくなってきているという事実があることだ。

富裕層や投資家らは生活品を10倍、30倍以上の価格にし、自らの生活をも苦しめる結果になっている。自分さえよかれば良いという考え方だ。

企業はどうか。人件費カットという馬鹿の一つ覚え的な自称リストラしか行わず、自動化設備の導入だけでなく、中華や東南アジア、BRICs圏への工場移転を一気に推し進めている。生産する商品は自国民が消費するものにも関わらずだ。

血は身体を勢いよく循環させないと手足先まで酸素が行き渡らない。それを意図的に、恣意的に止めるようなことがあれば、まず手足の先が壊死していく。そして内臓や脳が鈍り、幾多の病気になる。


アメリカはミャンマーにさらなる民主化を求めている。民主化はその名の通り国民が主権となるものだ。
しかしもう1つありそれは資本主義化だと俺は見ている。
俺の理解では、民主化は政治、資本主義化は経済。であってモノは違うと思っている。
民主化の思想は廃れないと思うが、資本主義はもう黄昏を迎えているように俺は思う。

一部で共産資本主義ということを唱えている人もいるが、結局は民主主義派も共産主義派も同じところに辿りつかざるを得ない気がしている。
どんな悪い奴でも、幸せに終わりたいという気持ちはあるはず。それは万人そうだと俺は思う。
TPPとは全く違うが、TPPのような世界統一論を出さないと、今のこう着状態から抜け出せないと感じるのだ。

統一論ができたとしても、それは数百年先の話になるんじゃないかと悲観的にしかみれないのだが。



[参考元]
片山さつき議員、日本が破綻しても「政府にデフォルトを選ぶ自由はない」(1/2ページ) | ニコニコニュース
< http://news.nicovideo.jp/watch/nw157047 >