前もって言っておくが、著作権など権利物のISOファイル化は違反行為に当る場合があるので注意されたい。また当ブログが違法行為を認めるものではない。
(購入した著作物の複製を持つことは禁じられてないので、微妙なところではあるのだが)
で。
かなり有名なフリー・シェアウェアツールなので多くの人が知っているとは思うが、ISOファイルをマウントできるツールが「DeamonTools」と言うソフトだ。
一般的にいうISOとは、ISO9990という国際規格で製作されたメディア媒体をつくる時に元となるデータファイル。
iTunes等を使って音楽CDを焼いたことがある人ならイメージ沸くと思うが、ふつうに音楽データをCDにコピーするだけでは音楽プレイヤーにかけても音が出ない。音楽CDとして作成したものでなければ音楽プレイヤーが認識できないからだ。ISOは音楽CD用フォーマットデータのようなものと考えると分かりやすいと思う。
ISOを焼いたCDやDVDは、通常はCD/DVDプレイヤーを通して出ないと利用できない。
ところがWindowsなどのOSに仮想CD/DVDドライブを作ることで、CDなどに焼かずとも直接ISOデータをマウント(掛ける)できる。その仮想CD/DVDドライブが「DeamonTools」というわけだ。
どうしてCDを作らずISOファイルでいいのかというと、ISOであれば煩わしいCDリーダーやメディアを持ち歩かなくて済むようになるからだ。
ISOはフォーマットこそ独特だが、1つのファイルでしかない。つまりISOファイルをUSBやiPodなどに保存しておけば、色んなところに持ち運べるという利点がある。
もう1つは、雑誌などに付録されているCDをISO化しておけば、CD保管量を減少することができる。またファイル管理さえしておけば、どこになんのデータファイルがあったかを検索で探すことができる。
---つまり、CDやDVDではなくISOデータを扱えば、物理的なメディア保管が不要になり、また管理が簡便になる。と言うメリットがうまれるということだ。
もちろんISOはHDDに保存しておくわけだから、、メディア媒体より弱いイメージがあるし、HDD丸ごとダメになった時のことを考えるとデメリットは大きくなる。しかしHDDに保存したISOを定期的にバックアップを取ったり、ミラーリングしておくことができれば安全性は高められることは可能。諸刃の剣にはならないはずだ。
CDが1枚2枚なら従来通りメディアだけで十分だが、枚数が多いととにかく管理が煩雑になる。それを補ってくれるのがISOデータ化であれば、上記に記したデメリット・不安材料は消えるばかりかメリットが大きくなると思う。
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