行き尽くした先に待つ末路。


俺は以前から言っているが、多くの日本企業の幹部たちは既得権しか目が無い。将来に投資したいと思っている人が、他国と比べて遥かに少ないことだ。
そして。日本は何より見た目を重要視する。それは年齢であったり、学歴であったりだ。
確かに高学歴な人は機敏だし、記憶力は高い。しかし想像力や思いやりといった面では不足していると言うケースは往々にしてある。
その一番の代表的な事件が、民主党が行った「仕分け」でスパコン開発費を削ったことだ。

でも俺はスパコン開発費を削ると言った蓮舫氏たちの意見を尊重した。なぜなら商売としても考えるべきだと考えたからだ。ただ開発が、スパコンの出来が良ければそれで良しという技術者たちの偏った考え方を否定したかったからだ。
税金を使っているわけだ。それは今発揮しなくとも将来に発揮するのであれば、それをちゃんと説明する義務が彼らには有ると思うからだ。


茂木氏がどんなに熱弁ふるおうと、今の日本企業は変わろうとはしないはずだ。
だから行き着くところまで行きつかないと彼らは振り返ろうとも、反省しようともしない。
脱するには、国にちゃんとしたリーダーシップが生まれるまで待つしかないと思う。


Togetter - 「茂木健一郎氏激怒する;「朝生での就職談議」における「学生と企業の不毛さ」」
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