神谷ワールドの集大成的な存在というよりも、独立記念作品とでも言った方が良いのだろうか。
エンディングを迎えて、個人的にスッキリ感がいま１つなかった。
抽象的ストーリーながらも社会ネタを織り交ぜているところは神谷ワールドらしさがあるが、
方やゲーム自体の方は、どうしても旧作を想わせる部分が多々ある。
なかなか新しいシステムを構築するのは、そんな楽なことではないのは知っているが、あえて
ここは全く新機軸をもってくるくらいのインパクトは欲しかった気がする。
色々事情あるんだろうけど、常に最高級品を与えてくれてた神谷氏作品だっただけに、残念と
言う気持ちが大きい。
もちろんストーリーやギミックにしても楽しいので、初めて神谷作品に触れる方は是非やって
欲しいと思う。
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