モノありきでつくらない。のは当然の話かと。

最近どの広告でも付いているQRコードもそうだが、QRコードリーダーをもっている人
は使えるけど、持ってない人は使えない。

タッチスクリーンも、画面表示を見える人を前提にした画面設計をしているなら、それは
画面設計者がアホタレってことだ。


キーボードのことを考えてみよう。
一般的なキーボードは視覚が不自由な人には不便極まりない。だってどこのキーが何に対
応しているのか分からない。その点でキーボードも健常者向けな機器だと言えなくもない。
しかしキーボード上に点字を打刻しておけばどうだろう。不自由な人でも、ある程度慣れ
さえすれば利用できる。

タッチスクリーンも、例えば左から300ピクセル、上から500ピクセルの位置にボタ
ンがあるとする。不自由な方が左400、上350の位置に触れたとした場合、
「ログインボタンです。上はバナー、下にメニューのボタンがあります」
というアナウンスを流せばいい。
または画面を大きく4分割し、左上を押せば1画面戻り、右下を押せばログアウトする。
ということを規定しておけば問題ないはずだ。


xxとハサミは使いよう。と言うが、道具は人のアイデア1つでどーにでもなる。

というか今現在、タッチパネルを操作できる人前提なのは任天堂DSと対応ソフト、高速
道路SAにある道路案内端末や病院の受付端末とかかな。あまり多い感じはしない。


不自由な方を応援する団体が危惧しているなら、早急に端末開発企業などと話し合いの場
をもって、1つの基準をつくったほうがいいのではないだろうか。



タッチスクリーン人気に視覚障害者が懸念
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/09/news109.html