派遣村を挙って叩き、セイフティーネットと言う言葉だけが闊歩する妙な時代。

だと俺は思う。

確かに派遣切り(解雇)された人個人に問題が無いとは言わないが、あまりに
も周囲(解雇されてない人たち)が彼らを叩き過ぎていると言う印象がある。

また自称識者たちがこぞって「セイフティーネット」をTV、雑誌で言ってい
るが、いままで知らんぷりだったのにTV映りを気にしての発言が目立つし、
じゃあセイフティーネットってなんなの?どういう政策、対策をすればよいか
といった具体的な例を出している人は、俺は見たことが無い。

暴力団は悪い。勉強しなかったのが悪い。というのは子供でも言える言葉。
貴方がたは成人で、学識者や専門分野の人。もうちょっと蘊蓄を披露しても
らいたいものだ。



派遣村そのものは、失礼だが主催NPOの宣伝広告のように思えた。
というのは派遣を切られている人は関東だけではない。大阪、札幌、福岡、
名古屋。全国あちこちで発生している。本気で途中解約や強制退寮させられ
ている人たちを助けたいなら、もっと全国的展開にすべきなのではいか。
ニュース見る度に「政府にxxを要望している」という話しは良く聞いたが
‘全国に愛の手を!`という言葉をNPO代表者から聞いたことが無い。

NPOは全国、政令指定都市ならあると思うから、東京以外のNPOと組ん
で全国規模ですべきだったと思う。

本当に貧困層や解雇された人たちを手助けしようと言う気があるなら、全国
に対しても同等または近いことをすべきだと思う。


2009年入って半月が過ぎた程度だが、正直なところ、
「焦り過ぎ」
だと思う。
人間、冷静になれなければちゃんとした判断はできない。犯罪者探しに躍起に
なってばかりという印象が強い。

1つ1つ丁寧に事を重ねていくこと。それが今、大事なことではないかと思う。




検証・「年越し派遣村」 その実態は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090112-00000581-san-soci