よくやった。だけど

素直によくやった。と褒めてあげたい。



まだ17歳で、これだけのバッシングとスランプを受けたのは今後の礎になると
思う。
だけど早咲き過ぎて、30歳に満たないうちに引退なんてことはならないだろう
かと老婆心を抱く。


1つは肉体面。
それなりに強靭な体を持っているんだろうが、アマチュアでやるのとプロとし
てやるのでは精神に受けるプレッシャーは全く違う。
重圧の中で、どうしても頑張らなきゃと強気を出してしまい、それが祟って無
理なトレーニングをやってしまい、結果身体の故障を抱え込んでしまう。とい
うのは有る話だと思う。


22~23歳までなら、のんびりやっていってこう。という余裕の気持ちをもって
やって行った方が俺は良いと思う。

「舞台で死ねれば本望だ。」なんてよく舞台役者が吐く台詞だが、俺はあまり
そういうのには、共感する部分もあるが、賛成できない。

世界を目指し、世界ゴルファーの仲間入りをして、願わくばタイガーと張り合
えるくらいにまでなりたい。そう思っているのだろう。

生涯で10億稼げるとして、それを10年で稼ぐところを2~3年で稼げればいいじゃ
ないかという見方もできなくはないが、満身創痍になった身体で死ぬまで苦痛
に耐えて生きるのは、俺は見てられない。


プロになり、プロで優勝したことはこの上ない褒美だし、自信につながったと
思う。これが将来の約束にはならなくとも、モチベーションは数段上がったと
思う。
しかし時には周囲を見回したり、ゴルフのことは一切考えずに生活する日が
年に数日あってもいいじゃないか。と俺は思うのだ。





男子ゴルフ 石川、心の葛藤に勝ち初V…常時ファン殺到し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000021-maip-golf