一部でセクハラ被害を受けていたという噂も。

1980年代、フジテレビの社長交代に伴い、現場志向になり、アナウンサーもタ
レント以上の役を与えるようになり、昨今のような「女子アナ」ブームが起き
た。

丁度その頃は漫才ブームや「おニャン子クラブ」などで、普通っぽい女の子が
アイドルとして持て囃され始めた頃。それまで形式ばったアナウンサー像だっ
たが、お笑い番組ひょうきん族」で女性アナウンサーが一部コーナーを担当
するなど、それまでの形を一気に崩し、より身近的な存在になった。

在京キーTV局は外見やアイドル性を女性アナウンサーに求めるようになり、
今に至っている。


遺書の内容がどういったものなのかは想像の域だが、例えば車内の中吊り広告
を見ても、「女子アナの性生活」「女子アナのパンチラ、胸チラ」など。もう
性風俗で働く人と同じような扱い方をされている。

見る側にとって、美人や可愛い女性のパンチラ、胸チラ、性生活は興味あるだ
ろうが、そういう風に報道される側にたてば、相当な精神的苦痛だと思う。

「撮れるものなら、撮ってみなよ!」と言えるくらい心臓に毛がはえた性格で
なければ、正直、今のテレビ局アナウンサーは難しい、というより無理だと思
う。
それなりの経験あれば、年収2千万円、フリーになれば5千~1億またはそれ
以上の収入が期待できる。しかしそれは成功した(人気が出た)場合であって、
そうでない場合は、辛さしか残らなくなると思う。(それでも年収500万円以上
は期待できると思うが)


川田さんがどのような境遇だったのかは想像しかできないが、自分が求める像
と現実に相当なギャップがあって、その中で色んな障害があったのだと思う。


昔に戻れとは言わないが、テレビ局も自社の女性社員に対するセクハラ行為ま
がいな事(水着を着せる、入浴シーンを撮るなども含め)は、自粛すべきだと
思う。

給与的には相当であっても、ぞんざいな扱い方を止めるべきだと思う。




フリーアナウンサー川田亜子さんが自殺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000009-omn-soci