4年未使用でアカウント凍結。いい流れだと思う。

[ヤフー、長期間不使用の「Yahoo! JAPAN ID」を利用停止へ 不正アクセス対策で - ITmedia NEWS]
(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2001/08/news072.html)

 

たしか昔もこういう感じで長期未使用アカウントは削除(永久凍結)だったと思う。

いつからか長期未使用でも残るようになって削除されないが普通になっていたように思う。

たとえ10kBしか記録していなくてもサーバを利用し続けることに違いは無いし、悪意がなくともスパムメールが毎日届く。そういうアカウントを放置し続けることは運営会社的にデメリットでしかない。そう考えたのではないだろうか。

 

ただし4年以上未使用というだけで消していいものかどうか。判断基準があいまいな気がする。4年間に1度でもアクセスしていれば残すという意味でもあるから、そのアクセスがログインを指しているのか、ログインしたとしてそれは人手でログインされたものではなくボットによるアクセスでも良いのか。人手かボットか判断する術は殆どないのにどうやってそれを判断するのか。

Yahoo!側は過去の利用履歴を見て4年という期限を決めている筈で、根拠が薄くても4年で線引きすることで相当数のアカウントを永久凍結でき、紐づくストレージを一括削除することができ運営側の負担が大幅に軽減されると考えたのではないか。と思う。

 

Yahoo!は2019年末にはYahoo!ブログ。その前にはGeocitiesのサービスを終了している。不採算のサービスは片っ端から停止していこうという考えだと最初は思っていたが、ここにきてアカウントもとなっていることを見ると、どうも業務全体の見直しを進めているような気がする。
その1つにLINEとの統合。ここで一気に他社を引き離して行きたいという思いがあるのではないだろうか。

メニューを見れば沢山コンテンツがあるように見えるが、ZOZO、一休、スポーツナビ、モバゲー、クラシル、ニュース記事など他社と協業している部分がかなり占めてきている。
Yahoo!はあくまでポータルサイトでしかなくなってきており、自主コンテンツがどんどん限定されてきている。

アメリカと違い日本のYahoo!はブランドの1つ。ディストリビューターでしかない。
ブログ閉鎖ではアメブロはてな等の他社に依頼してまで移行ツールを作り提供したことを見ると、Yahoo!は全てセカンドパーティやサードパーティ製だけにしたいと考えているのではないか?と思う。

これも時代の流れだろうか