シンクライアント時代 本格時代

シンクライアントは、1995年頃に始まったもので2010年頃には社内PCのシンクライアント化が
キーワードになったものの、やはりネット回線の遅さなどから敬遠されつつあった。

しかし今やどこへ行っても光回線、100Mbps級のネット回線があるような時代になった。
ハードウェアも年々ハイスペックになっており、よほどのことでない限りレスポンスが遅いと
感じることが無くなった。
更にはAmazon、Google、MSなどのクラウドサービスが充実して、金額面のことはあるものの
ストレージもクラウドに任せる時代になってきた。

アプリも個人データもクラウドに置けばいい時代。

そうなると必要で無くなるのは仲介するもの。
B2C、B2Bという言葉は聞きなれるがC2C、Creator2Consumer(生産者と消費者)が
直接結び付く時代になってきたと言えるようになってきた。いわゆる大戦直後のような農家が個人に直接売る
という時代に逆戻りしたような感じと言えばいいだろうか。

そうなるとどうなるか。

生産者は仲介者にマージンを引かれることなく、消費者に買われた金額から単純に生産コストを引いた額を
手に入れられるようになる。
消費者は信用できる生産者から直接手に入れられるし、レスポンスも早くなる。