管理、監督ができないのは何故?の方が重要 ~はるかぜちゃんのイジメに対する意見

自然の摂理にあるが発生源はイジメる側に常にある、という論調なんだけど
それはもう分かり切っている話で特段力説することではない。
問題は、自殺に追いやられるまでイジメが進行しているのに管理監督側が
対処できないどころか、自殺に至っても学校側や市の教育委員会
知らぬ存ぜぬで押し通そうとしていることだ。

電通の自殺問題がいまでも記事に上がっているが、自然の摂理だからしょうがない
では済まされない。それをどう監視管理していくか?が最大の問題。


結局、誰がイジメられてるか?誰がパワハラ、セクハラしているか?という情報は
とてもナイーブな情報で自分が特定される可能性もあるため、よほど自分が不利な
状況にあるか、怒り心頭で我慢できない状況でもないかぎり話はでてこない。
情報を吸い上げないといけない監督側も、それこそ校内すべてに監視カメラを
付けてもしないと不穏な状況を確認することができない。
更に、仮にAさんをBさんがイジメていたとしても、決定的な証拠を得るには
無理なレベル。Bさんの親を呼び出すにしても証拠がなければ動けないのは
警察と同じだ。

被害に合ってる本人から被害届が出ることはたぶん稀だろう。
親が気づいて本人が遮るのを押し切って学校に被害届を出したとしても
イジメ側の親と話し合いの場をセッティングするのがせいいっぱいだろうし
イジメ側の親が真面目ならいいが同じようにイジメ気質な親なら
返り血あびてイジメられる親側まで精神的に滅入ってしまうだろう。


特効薬があるわけではなく、地道に1つ1つ丁寧に対処していくしかない。
その為には国、行政側が各学校にセラピーを常任配置したり、専用の窓口を立てて
24時間対応ができるような環境をつくるべき。

で、学校・学生に対してもそうだし、社会人に対しても経費が嵩むからという理由だけで
労働局の人員を削減せずに、3倍5倍の人をあてるべき。
仮にその企業から自殺者がでたら営業停止処分にするという重い罰則を与えても
たぶんパワハラもセクハラも増えることなくとも減りはしないよ。

イジメ、パワハラ、セクハラなどハラスメントをゼロにすることは出来ない。これは言いきれる。
どうやって減らしていくか?しかない。
その為には監視、監督する組織を充実させるしかない。


【論破】イジメ側が悪い!はるかぜちゃんの「いじめ論」が的確過ぎると話題に!|面白ニュース 秒刊SUNDAY
<http://www.yukawanet.com/archives/5120758.html>