レイプ事件の不起訴、釈放は疑問が残る

ってことには間違いない。

訴える以上は確固たるものがないと行わない。
また容疑者側は事実だと認めている経緯がある。にもかかわらず不起訴になっているのは
奇妙に感じるのは当然だ。

被害者側が被害届を取り下げて不起訴になるケースは珍しいことではないが、
1つは金銭面のことがある。つまり加害者から得られる賠償金と、裁判を行う費用のつり合いだ。
もう1つは、高畑容疑者は既に所属会社(事務所)を解雇されており社会的制裁を受けていること、
また容疑者の母親も様々な制裁(TV出演や公演、CMの中止などからくる損害賠償)を受けてることを
加害者側弁護士らが被害者側を説得させたのだろう。

つまりはこうだ・・・
「容疑者側と容疑者の親は社会的制裁を受けている。また貴方はこれから長期に渡る裁判から
得る苦痛と裁判費用がかかる。仮に裁判で勝訴をしても貴女が得られるものは加害者からの
損害賠償金だけだ。
ならば、苦しい裁判を行わず且つ裁判費用、弁護士費用もかけずに、しかも加害者からは
示談金を受け取れるとすれば、貴方のメリットは大きいと思う。今ならそれができます」

長文になったがこう言われたとしたらどうだろうか。

加害者側の目的は早く終止符を打つことで・・・
高畑淳子さんが仕事復帰できることを希望していること、
判決がでて確定しまうことで逃れられない法律上の賞罰歴を付けたくないこと
更にかさむ費用を少しでも圧縮させたいこと
・・があるのだろうと思う。

まあでもこういう話は特段珍しい話ではない。


ただ容疑者側弁護士の声明はオカシイとは感じる。
仮に俺がこの弁護士の立場であれば、相手側つまり被害者・原告側のことには
殆ど触れない。それは見ている人達に対する心象を悪くする可能性が高いからだ。
俺なら「この度警察側から不起訴処分の判断を受け釈放になりました。
加害者の方には心労を含め多大なご迷惑をおかけしたこと深くお詫びいたします。
高畑裕太は再発なきよう努め、邁進していく所存でございます。
不起訴の理由については警察発表分であり当方から発表できる内容はございません」
とだけ言って終わるかな。
仮に被害者側にミスがあったとしてもそれを言うことはしないねえ。それを言えば
見聞きしている人の心象を悪くするだけなのは分かっているからだ。

法律には明るいのだろうが、代理で声明を読ませたくないと思ったよw



高畑裕太さん釈放後の弁護士コメントは、被害者女性を傷つけてはいないか?(千田有紀) - 個人 - Yahoo!ニュース
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