旧態依然の日本IT業界

2011年の記事が再び取沙汰されているっていう話。

良い話ではないが、よくある話。

英語を使えるようになれよっていう話なんだけどさ。
そこのコストをだれがどうやって見るの?っていう話でもあるんだよね。
TOEIC750点目指せというのは簡単だが、日常が日本語なら
英語は少なくとも週末は使うようにしないと忘れてしまうよ。
日ごろから英文に慣れて、いちいち辞書を開かなくても読めるようになるには
習慣づけしないと無理。

会話なら、チャット友達つくるのもいいが、ちゃんと正しい英語を話せる先生を見つけて
定期的に正しい英語を話せるネイティブ英語人と話す時間を持つ必要がある。

1レッスン、6000~8000円(1レッスン40分~60分)

45単位で約33万円、75単位で約55万円ほどかかる計算になる。
これは週2回(週2単位分)で半年~1年通った場合になる。
月8回通ったとして、1か月で5万6千円の費用がかかる。
月30万しかない人にとって月6万近い出費は相当痛い。家庭持ちなら余計につらい。
会社の福利厚生が使えて半額持ってもらえたとしても月2~3万円かかる。
当然、通ってない日は帰宅してから勉強しないといけない。

学生のときにみっちり勉強しておけばいいじゃないか?っていう話は当然あるだろうが
どうなんかね。自分で習得できる人ならいいけど、それができない人は諦めるしかないのだろうか。

ちょっとでも勉強して英語堪能とまではいかなくとも、辞書引き率が25%以下になれるくらいに
勉強したほうが、いろいろメリットはあると思う。


本当に大企業でトップクラスの役職に就きたい人は、ネイティブ対応できるくらいに
勉強したほうがいいと思うが、そうじゃない人は英語はそこそこわかるレベルでいいと思う。


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<http://srad.jp/story/11/09/30/040224/>