終焉したのが2011年、という極最近までの米マフィアの話

たまたまマイクソフト・ストアの映画にこの作品があったので勢いで見た。

本作は2016年の今年新春に公開されていた作品だというのを知って何故映画館で見なかったのだろうかと
思ったくらい。(あえて劇場で見たほうがいい作品ではないとは思うけれど)

事件自体は2000年ごろに終焉しているのだけど、ジョーンことJames "Whitey" Bulgerが逮捕されたのが
2011年ということで本当に極最近やっと終焉を迎えたということでブログタイトルとした。


日本では山口組が分裂を始めたのが去年ごろから。Vシネ並みの血で血を洗う抗争になってるようだけど
正常化を求める人が増えているからなのか、暴力団は終焉に向いていっているのだろうなあと思う。

映画本編の最後に「ジョンは根っからの犯罪者だ」というセリフがでてくるのだが
首領なのに自ら手を下して殺人を起こしているシーンは確かにあるのだが、血も涙もない
とまでは感じられなかった。映画が柔らかく表現しているからだと思うけれど。


映画自体は2時間で若干長めの作品だが、米マフィアの話をもっと知りたいなら
ナショナルジオグラフィックの「実録 アメリカン・マフィア(全5話)」を見ることをお勧めしたい。
非常に複雑な組織体系、どうやってマフィアが解体されていっているかが良くわかる。

あえて知る必要はないことだと思うが、もし裏社会について興味があるなら
マフィアや暴力団の組織構造を知ると、表社会と言われる世界のことも
理解できる部分が少し増えるかもしれない。



Black Mass (film) - Wikipedia, the free encyclopedia
<https://en.wikipedia.org/wiki/Black_Mass_(film)>

実録 アメリカン・マフィア|番組紹介|ナショナル ジオグラフィックチャンネル
<http://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/1381>