ゲーム性と、賭博性や射幸性は別けて話さないと危険

ところどころにブラックジョーク挟んでのトークは、こういうのニコ生でやってくれると
面白いんだろうなあって思う。

そもそも論。
ゲーム内の公平性を言い始めたら、そのゲーム固有の特徴を打ち消してしまう可能性があること。
射幸性や賭博性を言うなら、MMORPGの祖である1970年代まで遡って知り、1997年の
ウルティマオンラインUO)で起こった問題から考察しないと実態が分からないと思う。

MMORPGそのものには問題はなくともRMTリアルマネートレーディング)がUOと共に
存在してきた。つまり今のソシャゲ問題は、スマホが普及してから発生したわけではなく、
もう18年も前から起こっていた事象だった。
RMTやチートツールの問題を18年も存在していたにも関わらず、行政側は何もしてこなかった。

そう、
何を今更!なのである。

今のソシャゲ、内部課金のあるスマホゲーの多くはこれまでMMORPG界隈で起こっていた
RMTをゲームサービス会社がゲーム内に取り込んでしまった。それでRMTは減少できたものの
逆に公式RMТという形がスタンダードになってしまったわけだ。

風営法で規制すれば18歳未満は課金のあるゲームは遊べなくなる可能性がある。
当然ゲームプレイできる時間帯も制限されることになるだろう。定期的に
警察、公安のチェックも受けることになるだろうから健全性がアップする代償として
多くのソシャゲがサービスを停止し、存在できるのは一部のみになるだろう。

ちなみにゲームセンターはゲームセンターもUFOキャッチャーやメダルゲームなど射幸心煽る
ものが多くある場所なので風営法と各地域ごとの営業制限がある。
実質的に従量制課金とみなせられるからソシャゲ=ゲームセンター=風営法対象という図式は
無理のない見方だと思う。


地婦連側は今起こってることは問題だという認識はあるものの、消費生活センターや警察への
通報や相談がないと動けないと言い、自ら進んで動こうとはしていない及び腰だと自ら認めてる。
だったらせめて景品抽選(SSRなど)を目に見えるもの、公正明大にしようという動きがあって
然るべきなのにそういう動きは記事からは読み取れない。
コンプガチャの絵合わせのときに,とりあえずガイドラインで「そういう商売の仕方は駄目ですよ」と伝えたつもりだったのに,結局ほかの方法を編み出して,ある種消費者を騙すような 方法が出てきてしまったというのは,行政もどうにかしないといけないし,業界も低きに流れないようにしてほしいと思うんです。
と全地婦連側は答えているが、いたちごっこにならないように法律や条例を作るべきなのに
突貫工事だけで穴を塞げると思っていた、って言ってることになる。


俺の印象を言うと全地婦連側は事には関心はあるが具体的に動くとなると通報や被害届が
ないと何も動けないから調査だけでいいよね?と言っているのと同じ。
研究や調査はしているとはいっているがそれだけでは実効性のあるアクションには結びつかない。
税金を使ってやっているなら1つでも2つでも実効性のある結果を出すべきだ。


俺はゲーム内課金というシステムを認めたままにするならば、%表示ではなく宝くじのように
例えば1000ユーザーあたりSSR何件当たり、週末や月末に何件当たったのかを表示させる
義務を課すしかない。
且つ省庁や警察が当選の結果をサマリーや生ログの提出が求められるようにすればいい。

上記以外で言えば、年齢ごとに利用額上限を設定させること。
未成年は月5000円まで、学生は1万円までなどのようにゲーム会社側で制限することだ。








山本一郎】ソシャゲのガチャで,本当にヤバい問題はどこなのか - 4Gamer.net
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