スポ根が好きな日本人らしい主張

もっと柔軟なやり方、考え方はできないもんなんかねえ。
自分ができることは相手も出来て当然!ていう上から目線はもういらない。

いや紀里谷氏がいうことは一理あるよ。俺もそういう考えを持ってた人だった。
でもね。ビラ配り程度だったらそれでもいいかもしれないが、そういう単純作業ではない
仕事上において躓いたり、なかなか習得できなかったり、ミスをしたりって人は多くいる。
そこで心折れちゃって何もできないまま肩を落としながら会社を抜けて行く人がいる。
そういう人は頑張らないから当然の結果だ。っていうのは簡単。だけどそういう人を
頑張れる人にするのは上の人の責任だと思う。

自己責任論はあって当然。しかしあって当然だから周りの者は何もしなくていいっていう
話にはならないでしょ。
20点しか取れない人が周りにいたら声かけて一緒に勉強してせめて50点くらいになるよう
働きかけるべきでしょ。それをしないで自己責任ばかり連呼されてもねえ、って思うよ。


人を育てるのは殆ど見返りの無いボランティア。
でもそこで怒って、怒鳴って、叩いてもしょうがないんだよ。
相手が聞いて、理解して、納得して、行動に移して期待する結果がでないと意味がないんだよ。

やれよ!っていうのは楽だから。言い易い。
アドバイスし伴走してあげる人は本当に片手くらいしかいないことが悲しいよね。





「日本では内戦が起きてる」圧倒的な迫力に言葉を失った紀里谷和明氏インタビュー
<http://spotlight-media.jp/article/212818255800746516>