電力会社へ売るのではなく既存電力線を解放すべき

既存の電力線や電柱、地下配線の利用を解放すればいいだけのことではないのか。
つまりネットや電話のNTT回線をKDDIソフトバンクなどに貸しているように、
利用料を徴収するか折半する形にすればと。

電気メーターも各社ごとに設置できるようにすればいい。

既存電力会社にとっては電力の押し売りを受ける立場になってしまっているから
嫌だ嫌だとなって、自由化が形骸化する。

電力線や電柱設備は一旦すべて国有化か自治体の資産にしてしまって、
既存電力会社と新規電力供給サービス会社が自由に使えるようにすれば
いやいやが言えなくなるはず。(そんな単純な話ならとうにやってるだろうけど)


海外ではどのように電力の自由化が進んでいるのかを学んで、
多少時間がかかっても発電設備をもつ企業が自由に電力売買できるシステムにすれば
脱原発は自ずと進んでいくのではないか?と俺は思うのだが。

やっぱり対抗相手がいない業界というのは政治家や官僚との癒着や、企業努力をしようという
風潮がないように思う。
非難されても厚顔無恥を通す高飛車な性格を是正しなければならない。

もちろん数年で改善するとは難しく、技術面や資金面の問題はあって長引くだろう。
既存電力会社の弱体化で安定して電力が送電できなくなるという懸念がないわけではない。
また1kwあたりの値段が跳ね上がるという話もある。
それでも電力の自由化は必要だと思う。


再生エネ買い取り、登録制 経産省 太陽光総額に上限
 <http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS07H1O_X00C15A6MM8000/?dg=1>