いろいろと日本企業にアメリカ式は浸透しない

正直なにが良いか正しいか分からんし、良い策があったとしても社員に馴染ませるまで
相当時間がかかると思う。

日本の場合、人に対して給与を与えるというシステムなので、成果に対して対価を与えるという
アメリカにおいては至極当然の話が日本では通じない。

成果主義=ノルマなので、それを今導入するとアニメーターのような低所得者がわんさかと出てくる。
例えばPGなら、作成したクラス数やメソッド数、ステップ数が弾き出せるが、管理職だとその月の
成果を出すのは難しいなど、客観的な指標がちゃんとない。(本当は有るべきだと思うが)

ソフトウェア製造はまだいいが、これが他業種だと更に厄介で指標を作りづらいと思う。

アニメーターは完全出来高制だから、描いて採用された枚数によって変わる。だから月収10万や
それに満たない人もでてくる。じゃあそういう人は死んでくれと言うの?っていうことになる。

成果主義は一部の企業で採用されているが、これを全企業に要求するのは無理。
世界相手に商売をしている大企業でないとこれは導入できない。

理想を呟くのは勝手だが、現実を見た方が良いのかな。と思った。




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