映画パンフの内容がイマイチだった アメリカンスナイパー

ただの戦争ドキュメンタリーではなく、ヒューマンドラマにしていたのが良かった。

2km近く先から敵スナイパーを倒したかどうかは本当かどうかは分からないが、
少なくとも映画の通りの狙い方だと100%当たってないと思われw だってあれだけ暴風の中で
十字ターゲットの真ん中で相手狙ってて当たるはずがないw


というか2年前の出来事だったのかと思うとぞっとする。
犯人はPTSDを患ってる退役兵。現場で何があったかは分からないが、妄想か幻想かで
相手を撃ってしまったのだろう。
こういう言い方は悪い言い方だと思うが、イラクやテロリストが寄こした暗殺兵でなかったことは
唯一の救いだったように思う。


実はアメリカンスナイパーとイミテーションゲームも観てきた。
前者は対テロリスト、近代戦に対して後者は第二次世界大戦というどちらも戦争絡みだということ。
アメリカから見れば彼らは勇者だろう。
彼らは課せられた仕事を成し遂げた。要求されている以上の仕事を、結果を出した。
でもそれは本当に褒められることなのだろうか。
彼らを責めるつもりはない。
デススパイラルに陥れているのは米国政府をはじめとする首脳陣たちであり、
そこに対して不満をぶつけるべきだったのではないか。という思いがよぎる。

終戦記念日はまだ先だが、映画館でもDVDがでてからでもいいので
少しでも興味ある人は観て欲しいと思える作品だ。


映画『アメリカン・スナイパー』オフィシャルサイト
< http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/ >