自由と影響

ISISに捕まるかどうかは分からないが、仮にISISに捕まって日本国に迷惑をかけても取材すべきだ
という事に対してどう捉えるか?だと思う。

安倍首相らはテロに屈しないと力説するが、本当にそれだけの気概があるのだろうか。

例えばサリン事件テロのオウム真理教菊地直子囚は、近隣住民が何度も警察に
可能性があることを通報したにも拘らず真剣に応じようとしなかったという経緯がある。
本当にテロに屈しないのであれば、通報者の内容に疑いがあったとしても
足を運んで調べに行く、調書を取るということは出来たはずだし、もっと早くに解決できていたはずだ。
それをやらないで「テロに屈しません」と言うのは通用しない。詭弁にしか聞こえない。

ISIS/ISILに立ち入ることはテロ地域に捕まり、それは日本国や日本国民に対して迷惑をかけること
だけでなく世界諸国にも迷惑をかけることに対して
何の配慮もしないのは貴方の身勝手な行為であり
国益を大きく損なうことになりかねないので、渡航を禁ずる。
・・・ってくらい丁寧に説明はすべきだし、それに同意したことを署名させることくらいやっておくべきだと思う。


とはいえ悩ましい話だね。
正義感を出して行くのは悪いこととは言わないが、現地の状況を調べるのは国の仕事でもある。
ただ国だと知り得た情報を公開しない場合が多いから、国民に知らせるため動く必要があるというのは
道理にかなっていることだとは思う。
ただ。フリージャーナリストが調べた結果を報道するか否かは、自身のブログやTwitter等に掲載する場合を除いて在京テレビ局らが採用も報道もしない可能性がある。

賛否ある話だろうから言いきることは出来ない。
俺はこういった世界情勢、世界の紛争地域の情報は、政府や外務省が正しい情報を、タイムラグのない誤差で素早くアナウンスするのがベストだと考える。




旅券返納命令 「報道の自由奪う」と批判(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
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