アイドルって

昭和の怪物アイドルといえば、山口百恵松田聖子だと俺は思っているんだが。
それを追いかけるように薬師丸ひろ子原田知世らが出てきた。1975~1985年の10年間のできごとだ。

アイドルってなんだろう。

いまはAKBがアイドルの羨望にいる。昔のようなソロのアイドルはいない。
1人より130名を越える大グループ集団のほうが好まれるのだろうか。
いや逆に昔は130名分の輝きをたった1人が持っていたとも言いかえられそうだ。

先日秋元康氏がある取材に対し「僕たちは売れなきゃ意味がない」といった感じのコメントをしていたのを目にした。
確かにそうだろうが、それは秋元氏自身のためであってそれは若い人たちのためではない。

たぶん、どんなに頑張って丹精込めて育てても、その先には恋愛や移籍や本人の我がままで消えてしまう。
そういう事実が度重なってあったから、現場として甲斐が無くなったのではないかと思う。
現に原田知世氏と同じオーディションを受けてグランプリをとった渡辺典子はいまはどの事務所にも相手されない立場にある。


アイドルは当時を思い返す想い出だ。

アイドル活動をして10年もすればオジサン、オバサン扱いだ。後進の若い人から石を投げられる。だから演技を磨いて俳優になるか、お笑いに走ってタレントになるしかない。そう思うと悲しい。

俺のように見る側は想い出でいいが、当の本人たちはそうはいってられない。生活だってかかってる。

何が言いたかったか忘れてしまったがw アイドルって相当大変だってことだ。