本心でなかったとしても、心に余裕が無くなった可能性は十分ある

2009年5月、Minecraftはリリースされた。
それから足掛け5年。

もともとニートだった彼が一躍有名人になった。給料もそれまでとはケタ外れの額を得たのだと思う。
名声も、お金も得た。
いろんな人が近づいてきただろうし、街角でサインを求められたこともあるかもしれない。

俺もゆくゆくはiPhoneAndroidでアプリを出してやってみたいと思っている。
しかし俺個人が独占的に扱うのは上限3年間と決めている。
ヒットしようがなかろうがだ。もしヒットしたら売却したいと考えている。
だからこの記事が彼ノッチ氏の言葉を正しく記事にしていると思える部分だ。


今の周りを見ろ。
龍が如くにしろ、ファイナルファンタジーにしろ、ドラクエにしろ、ヘイローにしろ。
ナンバリングを意識した作品ばかりで、俺の心に響く作品はどんどん減っていってる。
やっぱり、よどんだ空気は健康的ではない。
常に風が吹いている場であってほしいと願う。

ゲーム業界が落ち込む理由は、ビジネスが日本式だからだと思う。
アメリカは酷いところは少なくないが、ディストリビューターとベンダーがはっきり分かれて
役割分担しているが、日本はそうじゃない。だから風が吹かないのだと思う。

おれは構造的な問題が、興味を殺ぐ結果になっているのだと思う。
クリエイターが横柄しているわけでも、プログラマーが遊んでいるからでもない。

ゲームは楽しいもの。それが実現できないのであれば、もう廃れて消え去ればいい。とさえ思う。


Minecraftの作者Notch、マイクロソフトへの売却と「成功体験」を語る。「金でなく心の健康の問題」 - Engadget Japanese
< http://japanese.engadget.com/2014/09/15/minecraft-notch/?ncid=jpYNewsEN >