角川ドワンゴ、川上会長がどこまで入ってくるのか?

いくら鈴木Pの下で丁稚しているといっても、本来なら何年もかかるプロデューサーの座を
数年で獲得し、ジブリドキュメンタリー映画のPをやったことに周囲は嫉妬していると思う。
つまり、ドワンゴ川上会長や角川がジブリの内部に入ってくることに、これまでいた
ジブリスタッフが流出していくことは目に見えている。

宮崎駿だからこそ、鈴木Pの怒声にも耐えてやってきていた人が殆どだと思う。
しかし神である宮崎氏は事実上去っている。高畑氏も次回作を作れるかどうか。


鈴木氏はどう対策を練るのだろうか。
次の作品を作るまで小休止を持ちたいというが、それが3カ月なのか3年なのかもわからない。
小休止の間は何もしないわけにはいかないから、TVアニメの下請け的なことをするのだろうけど
それがつまらないからジブリにきたわけだから。
当然、小休止が長ければ長いほど正規スタッフは耐えきれず外に出ていく可能性が高まる。

ジブリの内部分裂は不可避だと思う。


で、鈴木Pは辞めていく人が過去最大レベルに出てくるのは計算済みだと思う。
まあアニメは何社かと共同で開発していくものだから、人がいなければ下請けに
格安でやらせればいいだけの話だから。
でもこれまでのジブリクウォリティを守るのは厳しくなるだろう。これも計算ずくだと思う。
じゃあどこまで下げれるか、下げてもいいか?を考えていると思う。

もしここでドワンゴ、角川が製作に手を突っ込んできたらどうか。
たぶん幹部的存在の人たちまで抜けていくことは必至だろう。
だから鈴木Pは悩んでいると思う。

ジブリをディズニーにはできなかった。
だってそもそも宮崎駿氏の作品をつくるためだけのアトリエだったのだから。

高畑氏も引退するまで続けるのか、高畑氏を説得して店を閉じることを決断するのか。

結論がでるのは早くて1~2年先だと思う。




ジブリ、「小休止」へ 製作部門解体 「マーニー」以後は新作お預け? (産経新聞) - Yahoo!ニュース
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