薄利多売か最高級レア品質か。岐路のVAIO

韓国や中華のは薄利多売、安かろう悪かろう、でもそこそこ使えるからいいってことにしてね。っていう売り方だ。
それに日本勢、特に家電、TV、パソコンもやられた。

北米市場がサムスン液晶TVを選んだのは、発色は悪いが見れなくはない、日本製よりかなり安い。
という点を評価されたからだと、俺は思う。


昔は品質で勝負ができた。それは良いものと悪いものとの差が歴然に出ていたからだ。
しかしサムスンTVは発色や機能こそ良くないが耐えられるレベルで、しかも安かったという点だ。
つまり歴然だった差が、そうでもなくなってきたというところに日本勢が劣勢を強いられた
理由が有るように思う。

昨今のパソコンは家電といってもいい立ち位置になってきた。
これは価格競争のみの世界になってきていることを指す。
稼げない商売をあえてする理由が見つけ難くなってきていることも指す。


高級志向。そこにVAIOが目指す場所があるか、それが答えになり得るのかだと思う。

もし失敗すればソニーPCは無くなるだろう。背水の陣、悶絶する険しさだと思う。



【笠原一輝のユビキタス情報局】VAIOの成功の鍵は安曇野エンジニア達が作る、まだ見ぬ「スゲーPC」だ - PC Watch
< http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20140701_655879.html >