20年延長がなくても50年。不人気作が見つけられない化石なのは今も同じ。

ディズニーが希望する著作権延長をかなえてやってくれ、ってことを米国はいってるわけだよね。
このままいけば100年200年、1000年っていってくるのは目に見えてるよね。

福井弁護士は売れないコンテンツは死蔵されて、今以上に日の目を見れずに忘れ去られるだけのコンテンツになるっていう。だけどそれは現行(50年)でも同じことだよね。不人気作は見つけられない化石なのは今でも同じ。


いまは自分でライセンス条項をかかなくてもクリエイティブコモンズなどがあって、それを名乗ればその条項に添ったコンテンツ展開はできる。

福井弁護士は著作権関係でトップクラスの識者だ。
しかし現状過去の売れない作品、評価はあるのに売れてない作品をちゃんと運用しているのか?といえば「NO」ではないだろうか。
音楽はJASRACなどが権利管理を一括で引き受けているが、それ以外のコンテンツは各自各社がやっているようなもの。システムありきではないが、システムもないのに運用なんて出来ないだろ!と思う。
やるべきことをやって不満をいうのはわかるが、やってないのに不満をいうのは身勝手だとしか思えない。

作品を読んで観てほしいなら、著者や権者が意思を明示した上で、管理会社がちゃんと管理すべきだ。
そして著作権は破棄しなくとも無償で利用できるようにすることはライセンスを変えればいいだけのこと。
それすらもせずに「見つけられない化石だ」と喚くのはオカシイとしか言いようがない。


福井氏はあくまで法律上のことでしか考えず、話していないと思う。
法律上のことを言えば仰る通りだと思うが、業界が本当にこれまでのコンテンツを平等に扱い、
常に水をやり活かしておきたいという気持ちが1つと伝わってこないことも事実だ。

逆に日本側が期間延長しろ!っていえるくらいのコンテンツがつくれるようになるには
奴隷のように扱う今のアニメ、ゲーム、漫画というサブカルコンテンツを含めて、
国を上げて真剣に、抜本的に改革していかないと無理だと思う。


国と業界と企業が本気を出すか出さないかで、TPPは利用もできると思う。


くまのプーさんが僕らを困らせる? 著作権の保護期間「延長」が日本に与える悪影響 (弁護士ドットコム) - Yahoo!ニュース
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