既に勝負あった。新世代ゲーム機市場

1月25日時点で、PS4(490万台)に対しXBOXONE(340万台)と、早くも150万台の差が出ている。
発売対象地区が違うとは言えど、今の時期でこの出荷台数の違いは結構キビシイ。

XBOXONEが苦戦しているのは特にEU圏。
図表には載せてないが、EU圏ではXBOXONE(85万台)はPS4(190万台)の半分にも満たしていない。
これはPS3がここ数年でEU圏での売上げを大幅に伸ばしたことによることも影響しているのだと思う。
しかも値段だけを見れば確実にPS4のほうが安い。
ちなみに北米での出荷台数はPS4、XBOXONEともにほぼ同じ。


あくまで噂だが、
「XBOXONEがブルーレイ無し(ソフトはDL限定?)、Bluetoothアダプタ付きの廉価版399ドル」や、
XBOX mini」(常時ネット接続、DLソフト限定のXBOX 360版)
などの噂があがっている。
米国PS4が439ドル(米向けAmazonサイト)で売られていることから399ドルで売る事ができるなら
かなり戦略的であるが、なかなか399ドルにするには相当な企業努力をしないと難しいと思う。

それからXBOX miniや廉価版XBOXONEをディスクレスタイプ(ダウンロード専売タイプ)にしようという動きは、
去年のE3ごろから話があっているので驚きはしないが、これに同意するメーカーがどれほどいるのか?だと思う。特に街中に店舗をもつショップからは批判が出ることは必至だと思う。


今日現在も日本国内の発売日は未定のままのXBOXONE。(噂では4月予定という話がでているが)
MSはまずEU圏での売上げを伸ばさないとこれから相当難しい状況になると思う。
MSのCEOがやっと決まったが、俺ならEU圏での売上げを上げてからでないと日本で売る気が起きない。

日本での発売は確実にXBOXONE廉価版を出せる状況になってからでいい。
価格はできれば38,000円以下。最低でも39,900円にしないと相手にしてもらえないだろう。


こうやって噂ばかり出るのは早くも150万台差がでたXBOXONEに対するガッカリ感が、希望しない噂を出させているのだと思う。
CEOが決まったことだし、明確な路線を打ち出せるのか?次第だと思う。

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