嗚呼なつかしの、ビーバーレコード

全然行ってないものだから名前を忘れてて、ずっと気になってた。

1980年~2008年ごろに京都に住んでいた方なら知っていると思うが、京都では知らない人はいないほど有名だったビーバーレコード。
アニメ、アイドルからゲームに至るまで幅広く扱っていて、時折営業活動の声優やアイドルの催しがあったほど。
京都にタワーレコードができたときは大変だったと思うけど、それでも生きながらえてきた。

撤退、看板を下ろす意思を決めたのは、テナント主の京極東宝の親会社である東宝が劇場閉鎖を決め、立替を決めたことだった。
実はビーバーレコードは建て替えが決まった時点で店先に
「閉店します。だけど場所を変えて再開します」
という内容の告知があった。
しかし何かを理由に店主・経営者が看板を下ろすことを決めたのだろう。

2009年と言えばリーマンショック直後のころ。しかも音楽・映画ともにレコード、CD、DVD離れが加速していた最中。ゲームソフトも昔のようにバブルってた時とくらべれば全然。売上げが期待できず、借金をこれ以上増やしたくないという思いもあったのかもしれない。
当時の店主・経営者が今どのような形で活動、生きておられるのか分からないが、お疲れ様といいたい。


京都はここ10年弱の間に、複数のビルが建て変わっている。
特に映画館という映画館はMOVIXなどのシネコンを除き、ホテルやショッピング店に変わった。
映画館はMOVIX(松竹系)を始め、二条の東宝シネマズ、八条口のティジョイ(東映系)、久御山イオンシネマ
シネコンが一気に増えた。
また関西圏では最後発の出店だったアニメイトが、いまや京都市内に2店舗も展開しているのも驚きだ。
これら以外にも、京都宝塚(現・ミーナ京都)にあった駸々堂書店からブックファーストも閉店したが
四条川原町角の銀行跡の建て替えビルに移店。
もう、取上げたらキリがないくらいの変わりようだ。

関西は関東以上に中小企業が多いので、リーマンショックで大きな影響が出ている中で、何十億というお金が動く不動産・ビルに投資が向いているのは、個人的に驚きだ。
いまも関西、特に大阪市内を中心に超大掛かりな建築ラッシュだが、正直この建築費をどうやって回収するんだろう、できるんだろう?と不安と心配を抱く。

京都をはじめ関西圏が経済的に良くなってくれることはとても期待したいのだが、なんかただ向こう見ずにお金を使っているだけのように感じるのは俺だけだろうか。

心配と期待が錯綜する。そんな感じだ。




フォトギャラリー 京都 映画
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