50倍差ってことか。これじゃ確かに軸足をネットに、とは思えないよね。
アメリカと日本でテレビやネットの使われ方、見られ方。
またCATVが中心かそうじゃないか等の違いがあるので
一概に言えないけど、この差は大きいよね。
何だかんだ言って、まだまだテレビの視聴者数は遥かに多い。
CMの視聴者一人あたりの広告費やCM視聴者数を考えれば、
スーパーボウルという特殊な番組ではあるが30秒に1億円以上
払っても広告主である企業にとってテレビにCMを出す価値は
あると言えるのだろう。
テレビがいまだに好まれている、または利用者が多いのは、
やっぱりテレビの扱いに慣れている人がネットのそれより
遥かに多いってことがあるのだと思う。
Windows8の起動が抜群に早くなったといっても、TVの簡単さ
と比べればまだまだ手数が必要だし、ストリーミングはネット状況
によって動画が途絶えたり、音だけ聞こえなかったりする場合がある。
テレビにはそういうものが殆ど無い。(電波障害時をのぞいて)
先日発表された電通の報告では、広告主はテレビとネットの使い分けを
考えて広告を出すようになってきているそうだ。
ということは、当分はテレビとネットはそれぞれの利点を活かしつつ共存
していく形になりそうだ。
ただし、放送しているコンテンツを考えれば、日本の場合、俺視点でいうと
面白いと感じる放送が減っていっているのは確かだ。
あざといというか、見ている人を白けさせる内容のものが増えていると感じる。
ニュース番組はバラエティー化し、正しい情報を届けることを目的としないものが多い。
アベノミクスで景気回復の予兆を感じれるのは事実だが、じゃあ本当にその木に実がなるのか?
といえば、まだまだ先にならないと分からない。
ニコニコ動画の公式放送をみてて思うのだが、やっぱりステージだったり、出演者だったり、
テレビと比べて随分と引けを取る格好だ。
ネット発のタレントやコンテンツを育てるのは一朝一夕にいかないのは分かっているが、
やはり広告収入がテレビ番組とくらべて低いことが大きな要因になっているように思う。
今後ネット放送、ストリーミング放送がどうなっていくのか、もう少し見てみないと判断できそうになさそうだ。
2011年スーパーボウルの場合、NBCのオンライン中継を見たのが200万人だったのに対してテレビ中継は1億人
< http://jp.techcrunch.com/archives/20130225abcs-handling-of-oscars-online-mobile-streaming-may-set-precedent-for-future-event-tv-airings/ >