技術者(社員)を大切にしなかったのも事実。

自分にとってどれだけの利益になるか?を考える必要性はあるものの、
会社が社員を大切にしなかったのは事実のはずだ。
ヘッドハンティングされる人はアホではないので、目先だけの利益で考えては居ないと思う。
それなりに時間を掛けて悩んでいるはずだと、俺は思う。


技術力があり、語学も堪能。でも自分の企画が通らない。いつまでたっても上司の言いなり。
となれば、活路を見出すために外に出ようと思うのは人情だと思う。

それだけではない。
優秀な技術者なら会社は引きとめをするはずだが、これだけポンポンと出て行っている様子を見れば
”本当にいいのか?”の一言程度でそれ以上引止めようとはしてないように思う。
個人の問題もあるが、企業側の問題は看過できないと思う。


社員のモチベーションを保てず、社員を活用できず、役員らの既得権益を守ることに
専念しかできないと、今後も技術者流出に歯止めをかけられず、
短期的に会社や部署にとって利益であっても、結局は先細りさせるだけの愚弄にしか
ならないことを、この先で痛感するのだと思う。


俺はこの流れは止められないと思う。
行き着くところまでいかないと、彼等の両眼が開くことは無いと思う。





韓国や台湾の企業に移るエンジニアは悪か?、技術流出よりも自分の評判を落としてないか?面白いことをやれるから良い、というほど、簡単な話ではない。 - 竹内研究室の日記 <http://d.hatena.ne.jp/Takeuchi-Lab/20120908/1347109482>