まぁ、がんばれや

としか言いようが無い。

ソニーを助けたのはストリンガー氏ではなく平井氏だったという話はあるが、今のビハインドを返せるのか?というと、かなり厳しいと思う。
つまり平井氏の発言は、
・過去に例を見ない超大量の解雇(万単位)
・過去に例を見ない人事異動
・過去に例を見ない技術者のヘッドハンティング
を指していると言えるだろう。
逆にこれらのことをやらずにソフトランディングしたいと考えているなら相当甘い考えの人だということにもなる。

製造拠点は完全に海外、インドネシアやタイにして、開発部門だけ日本という形にするだろう。
営業職は分からないが少なくとも技術系職は日本人ではなく全世界を対象にして、本当に人種の坩堝化にするだろう。
それこそGoogleの入社試験のようなことをしだすかもしれない。

でもそこまで極端なことをやらないと、たぶん逆転劇は見れないと思う。
と同時に、もし平井氏の作戦が失敗したら・・・ソニーは他社に吸収合併されることになるだろう。


もう何度も言っているが、今のベースラインは中華・インド・インドネシア・タイ・マレーシアだということを忘れてはいけない。
これらの国々で売れる商品が作れないのなら、昔懐かしい中小企業の姿に戻るしかない。
もはや日本は市場ではないのだということを、彼らがどう認識するかだと思う。



[参考元]
本田雅一のAVTrends】ユニークで、好奇心を刺激するソニーへ -AV Watch
< http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20120203_509644.html >