自業自得の日本家電メーカー

以前も取上げたが、日本のメーカーは社員をぞんざいに扱いすぎる。
利益率だけしか見ず、会社の将来、自社製品の将来を見据えた取り組みが無い。当然、自分がいる業界の行く末など興味すら持たない。これじゃあ、廃れるのは当然。

故スティージョブズ氏は、松下幸之助氏や本田宗一郎氏らが語っていたことを忠実に再現したに過ぎない。という人がいるくらい、日本人でありながら偉人たちのポリシーを引き継ごうとしないのだから、どうしようもない。


極度な円高。経済低迷。原料高騰。という縛り。利益追求は確かに資本主義社会で生きていくには避けて通れない。それは良く分かる。
しかし製品開発にあるべき姿勢を忘れていいというのは違う。
じゃあなんで2007年に有機ELテレビを、大して買われない品を発売したの?と自問自答したほうがいい。


一見無意味なことでもチャレンジすることを忘れ、ただただ稼ぐことしか考えないというのは、褒めれることではない。
会社が苦しくなったから解雇、自主退職を強要したり、窓際にしたり。そういう行いに対する天罰だと俺は思うよ。



人間の評価って、どん底の状態になった時に「どう行動するか」で決まるよね。




[参考元]
米韓に遅れ…日本企業の商品開発力低下も (読売新聞) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120205-00000218-yom-bus_all >