XBOX360もそうだが、Microsoftというブランドは日本では本当に忌避されている対象で確立されてしまっている。
元を糺せばWindows95頃からや、いわば日本に押し付けるように販売してきた体制が過去にあったからだと俺は思う。
そしていまだに日本人に馴染まれない日本語変換ソフトIMEの質の悪さ。20年以上やってて、どうして改悪ばかりされているのかが不思議でたまらない。といった不満が日本人ユーザーにあるからだと思う。
じゃあどうすりゃ日本で売れるようになるの。答えはひとつ
「日本マーケットは、諦める」
もうこれしかないと俺は思う。
これだけ長きに渡って様々な戦略を練ってやってきたと思う。高卒、中卒レベルの人が集まってたわけじゃなく、東大・早稲田・慶応など超高い偏差値集団が寝食忘れて頑張った。それが今の結果だということは、この先も同じだということだと思う。
日本のマーケットは欧米と異なって、「馴染み・親近感」が強烈なブランド力になる。
違う角度から言えば、疎外感・親和性のないものに対して日本人ユーザーは非常に攻撃的になるということだ。
ブランド力になれない限り、万年最下位から脱出することは不可能だと思う。例え欧米でトップにあったとしてもだ。
俺個人は最近のMSは頑張っていると思う。少なくともWindows9X系時代と比べたら。
それでもWindowsPhoneを買わないのは、トップシェアのアイテムを持つことがアイテムライフの超寿命化に繋がるからだ。
最近、auショップの展示からWPが消えたという話があった。auは知らないがauショップにとってWPは邪魔だったという証だ。DoCoMoがWPを今後取り入れるという話もあるが、実際にリリースはしていない。
日本はフューチャーフォンは、パナソニックかシャープ。スマートフォンは、iPhone。
この図式が崩れない限り、WPがシェア上位に来ることはまず無いと俺は思う。
androidはiPhoneを急撃したものの、ウイルス蔓延や個人情報を抜き出すアプリが見つかるなどマイナス記事に事欠かないので、当分は控える人が多いと思う。
俺個人、スマートフォンは持っていない。開発のときに検証で使ったことがあるくらいだ。
猫も杓子もスマートフォンの時代だが、これは【スマホ・バブル】であって、せいぜい今後2~3年で廃れると思う。
本当に良いものは良いと認められ受け入れられていくが、殆どが倒産や大規模解雇で消えていくと思う。
本当はスマホ関係業界が将来を見据えた取り組みをすべきだが、たぶん日本はやってないと思う。自分ところで精一杯で業界のことは「お前がやれよ!」と他人に丸投げしている状態だと思う。そう思うのは日本の漫画、アニメ、ゲーム業界がそうやってきているからだ。
ここ数日の家電メーカー各社の決算報道を見ても分かるように、今までのセオリーの上でしか仕事ができないというのが如実にわかる。リストラとは解雇のことだとしか捉えていない脳味噌しかもてないと、8000億近い赤字を出してしまうのだ。
本題から随分逸れたが、WindowsPhoneはWP8を出しても日本では売れないと思う。
それよりは「らくらくホン」のようなお年寄りが簡単に使える電話をつくったほうが、はるかに稼げると思う。
[参考元]
「Windows Phone 8」の詳細が早くも流出 (CNET Japan) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-35013729-cnetj-sci >