ギャラの考え方が、いまだ決まってないという不可思議

何億、何兆ドルもらっても、払っても構わんのだが、そのギャラって妥当なの?ということを議論しないでいるというのも変な話だと俺は思う。

妥当なギャラのつけかたとして、
基本ギャランティー+出来高払い
という考え方に沿うべきだと思う。

基本ギャラは、
・過去2年間(対象とする期間)
・本人出演作品
・その売上げ本数
・その売上げ金額
・ユーザ投票ランキング
・ユーザ投票ランキング推移
・コンテストの入賞、受賞歴
で決めるべきだと思う。

俺の印象で言うと、年功序列的なギャラの付け方をしているように感じる。つまり、ドンブリ勘定。

いままでこれだけの実績あったんだから、今年もこれだけの実績あるはずだから、これだけのギャラは頂かないとダメです!という「みなし」計算がギャラ算出の考え方の殆どのように思える。


もう1つ。この話に限って言うと、ギャラが高額になることはオファーを決めた時点で分かっているはず。
まさか予算を立てずにオファーしてるわけないよね?ってことwww

確かに主人公役にジョニーデップを配すれば、その映画は最低限売れるだろう。でも予算がないのに、アレ欲しい、これ欲しい!って言うのは、どうなの?って思うよ。

最終的には監督とジョニーデップが折れてくれたから良いが、折れると今後も値引き交渉ばかりされてくるというデメリットを彼等に負わすことになる。じゃあその代わりに何かくれ!ってことになるよねw 製作側は何を彼等に与えるつもりなんだろう。


高騰しつづけるギャラには非常に疑問と反感を感じる。
しかしちゃんとプロセスをおって作っていこうとしない業界体質にこそ、強い不信感を感じる。



[参考・原典]
 ジョニー・デップがギャラカットに応じる! 主演の西部劇『Lone Ranger』が再始動 (Movie Walker) - Yahoo!ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111001-00000008-mvwalk-movi