年３兆円ずつかけられたとしても、単純に考えて５～８年以上要する計算になる。
じゃあ既に１５年経っている阪神淡路大震災に遭った神戸地区は今は完全復帰と言えるか？と言えば、
町並み的には戻ったかもしれないが、まだまだ完全に癒えたとは言えない気がする。
３兆円かけても罹災地区のライフラインを敷き直すのが精いっぱいの金額だと俺は思う。
その翌年の３兆円で建物などが揃い始め、更にその次で環境が若干戻ってくる感じになるのではないか？
と思う。（あくまで素人考えだが）
田畑などが以前のように戻るには相当な時間がかかるだろうし、個人の家が立ち並んで元の状態に
戻るのは相当先なのかなあ・・・と感じるところがある。
不謹慎な言い方だが、町の殆どを流されてしまった市町村は、いっそのこと町の計画を１からやり直し
してはどうか？と思う所もある。
防波堤を作り直すにしても今まで以上の工夫が必要になってくるだろうし、今の場所のまま民家を
立て直ししてよいかどうかも疑問だ。
町の再生計画を１から見直し、また３０年後に大地震が襲ってきた場合のことを考えた町づくりを
考えて欲しい。そう思う。
来年度国家予算の２５％とは言え、金額だけ見ても茫然となる。
東日本大震災 被害額最大２５兆円 政府が初の試算 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000007-maip-bus_all>
