軟派も、1つのネゴシエーション

ナンパするためっていうより、ネゴシエーション手腕の1部を紹介してるって感じのネタ。

例に「相手を褒めれば、相手は怒ってはこない。」という話は良く聞く話。
もう10年以上前かなあ? 政治の街頭演説で敵対政党に対して「褒め殺し」という
言葉が少しだけ流行った時があった。

将棋で言えば、相手の気になる駒を先に進めさせないように、駒の進路を妨害する
のは定石だと思うが、それと似たような戦法だ。


1.相手のためになることに着手する
これは「ありがとw」とひとこと言って後はスルーすればいい。

2.魔法の言葉「想像してみて」と言ってみる
これも「ちょっと今すぐはわかんないねー。明日以降でもいいなら」と時間、手間を取らせれば
大方は"チクショ"といって去っていってくれる。

3.失うものを強調する
「メリットもあると思うよ。考える時間はもらえないとね」と言う。これは2項目と似た対応。

4.先に与える
これも1項と同じ。「ありがとw」と言って後はスルーすればいい。
必ず相手に対してお礼を言うのがポイント。忘れると単なるツンデレと悪いレッテルを貼られる。
もしここで「お前、この前やったじゃねーか!」と言ってきたら、「そういう交換条件なら、先に言うべきでは?」
と場合によっては相手を脅迫行為として提訴できる可能性もある。
偽善性で訴えてきたら、道義的に貴方の行為は間違っている!と訴えよう。

5.最初に必要以上のお願いをする
これは日本人の多くの欠点でもある。ここはキッパリ断ることだ。 ここから先は出来ませんと。
ただ相手が上お得意様の場合あるわけで、そういう場合は"この条件なら"と提案すればいいだろう。

6.笑わせる
これは笑わせる内容によるw 社会ネタもあれば芸能ネタもあるし、漫才ネタなどいろいろある。
笑いは笑い。一言笑った後は、気持ちの入れ替えを即座にすることだろう。

7.「私」よりも「私たち」を使う
等号で結べられる関係であるかどうかだろう。
私達といっても受け持つ仕事量、責任が5:5とは限らない。同じ仕事でも相手の場合は負担1でも、
自分に振られた場合は負担8になる場合だってある。なーなーで済ませず、明瞭会計で考えながら
やらないと、巧妙な罠にひっかけられる可能性がある。

8.多数派意見に頼る
ナンパの場合だと"nonnoで書いてあったよー"と雑誌やTVネタをもってくるだろうが、そういう場合は
「私は違うので」と言えばキッパリ断れるはずだ。
しかしナンパじゃない場合は、多数派と言えどその意見を責任者(部課長など)が支持し、業務指示を
しているかどうかを確認すべきだろう。部長OKはないが俺たちのグループでは・・・といわれても、
それは貴方がたの意見でしかないとキッパリ切り捨てた方が良い。
もちろん相手の意見に合理性、論理性、妥当性など筋があれば別だが。

9.ポジティブなレッテルを貼る
これも1、4項目と同じ。「ありがとw」とお礼を言って後はスルーすればいい。

10.タイミングを選ぶ
ご機嫌取りした後にってことだろう。
相手の話の筋を良く見聞きしておけば、相手が違う言い方をしてくれば注意報や警報が鳴っていると
思って身構えた方が良い。


上記は相手が仕事相手やあまり好きじゃない相手の場合。もちろんナンパや勧誘されたときの対処法の1つ。
全てのケースに上記の話が通じるわけではない事は、予め断っておきたい。

一言で言えば、相手の話を良く聞き、聞いた自分は良く考え、即答できないことは明日以降の回答にする。
これを守っていれば、騙す、詐欺行為ではなくとも、相手の術中に落ちる事は無いと思う。

とは言っても油断もあれば隙もでるのが人間なんだけどねw




ナンパ師が日常的に使っている説得術 - 性とナンパについて渋谷で考えた
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