中森明菜がディナーショーを急遽キャンセルして１億円の損害が出てホテル側は違約金を求めると声明を出すまでになり、発表当初に理由を語られなかったことから勝手都合のキャンセルだと言う捉え方をされていた。
が、事務所側がやっと「重度の帯状疱疹」と理由を明かした。
こういう後手後手対応は、いずれにしても違約金が発生する形であっても、も企業（ホテル側）と言えど対応しているのは人なので、もう次回はやらせたくないと言う思いになってしまう。
中島さんの場合は、公演中止の発表時に耳の病気であることも公開していた。
でも更にステージ上には立てるとして、殺風景なステージで本人自ら陳謝したのは、非常に好感を持てる。
その背景にはたぶん耳の不調は以前からあって、周囲から病院に行けと忠告されていたにもかかわらず
聞く耳を持たなかった。しかし音楽活動出来ないまでに病気が進行してしまい、病院に言ったらストップがかかってしまった。・・・と邪推ではあるが、経緯はそんな感じではないだろうか。
病気を放置していたことは褒めれる話ではないが、そういう経緯があったからこそ自分の言葉でお詫びをしたかったのではないか？と察する。
病気の内容こそ違えど、ここで取り上げたいのは事務所側の対応の不味さだ。
以前から俺は言っているが、「それはタレント本人の問題なので・・・」と、会社の責任ではないことばかり訴える事務所、ＴＶなどの放送局が多い。一緒に仕事をしている以上は、自分たちの責任でもあるという認識を持たないのは身勝手。
タレントを育てるのは、もちろんタレント本人自身だが、周囲も教育、協力、支援すべきだ。
仕事が多くて云々。そんなこと仕事する前から分かってる事だろ？ｗ 仕事が多いなら効率を高めれば良いし、それでも多いなら自分のキャパ以上の仕事をもらってくるなよｗ 逃げ口上ほど、不様なことはない。
やってるのはロボットじゃなく人だから、ミスは必ずある。
しかし今回のような病欠に関する対応はマニュアル化して問題のない部分のはずだ。
中森さんの話で言えば、早めにキャンセルしたかった気持ちはわかるが、入院かどうかの診断がでるのに何カ月もかかるなんてことはない。診断に時間を要してもせいぜい数日～１週間程度のはず。診断に１週間かかるとしても、１週間後に言うのと今言うことで違いあるのか？と言いたい。
マスゴミやパパラッチらがリークを流しただけなのかもしれないが、事務所側が分かった時点でマスコミに報道規制を依頼するか病状分かり次第連絡する旨を伝えるべきだった。
中森さん側と中島さん側の違いは、事務所側の危機管理、危機意識の違い。その違いが良く出た事例だ。
中島美嘉ファンの前で涙こらえ５分間謝罪 - 芸能ニュース : nikkansports.com
<http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101031-696447.html>
