そもそも芸能コンテンツは、日本の土壌は悪すぎる。

というかさ。
日本が駄目なら売れる海外(欧米)をメイン市場にしたほうが、よくね?

イデアなんて真似される。
もちろんパテント取って稼ぐというほうほうもあるけど、パテント取れる場合ばかりじゃない。

昔から言われているマルチメディア展開も、限界あるように思う。
アニメ、TV、ラジオ、雑誌、ネット、ゲーム、小説、映画。すべてに展開できればいいだろうが、それには人材が必要だし、高品位なものを作ろうとすれば高いスキルを持った人が必要になる。ノウハウも必要。
そう考えれば、容易いものではない。


先日、カプコン米法人の偉いさんが「日本のゲームは駄目」と内心をボヤいたことが話題になった。しかし100%そうだとは言えないが、頷ける部分は多分にある。
実際、同じゲームでも米国と日本じゃ、売上げが全く違う。

任天堂のソフトやモンハン、FF、DQのようなトップタイトルは別にして、大方は5~15万本も売れれば良いほう。たまーに、30~50万本売れるものもあるが、少数だ。

ゲーム業界もゲーム機がハイデフ化して製作費が高騰している。1タイトル、数十億円かかるものは珍しくは無い。殆どハリウッド映画の製作費なみにかかっている。(全てそうではないが)
ハイリスク+ハイリターンで考えてみても、やはり40~60万本以上は売れてくれないと、利益があがらない。

原価がペイできれば良い方。になってしまうと、これは辛い仕事になってしまう。


日本のアニメも、そう。
日本ではトップシェアのファイナルファンタジードラクエモンスターハンターは、海外ではさっぱり状態。そこをどうにかしようとソフトメーカーは必死のようだが、利益を考えてやるのなら、そこに固執する必要は全く無いと、俺は思う。
リソースは限られているのだから、売れないものを売れるようにするためにリソースを使うよりは、売れるものを作るためにリソースを使った方が良いのでは?と俺は思う。

現地で自社商品を売るのなら、その地に合った商品にして売るべきではないか?と思うのだ。


話が大きくそれたが。経営、利益という面を考えれば、日本のアニメ会社はもっと海外に目を向けていくべきだと思う。ディズニーのようにとは言わないが、海外で売れる製品を作るべきだと思う。
それをしないで、国内需要だけ頼るようであれば、それは売上げが上がる事も、業界が発展することも無いと俺は思う。


アニメーターに不躾ながら色々聞いてきた。 - 瞼がゴロつく一日(ライトにサブカル
<http://d.hatena.ne.jp/yoko-sen/20090919/1253386370>