この年で、しかも今更Perfumeを言うのも変でキモイ話だがｗ
昨今の曲（歌謡曲、JPOP）は、恋愛中の男女の姿や日常が詩になっている事が多いと思うが、
Perfumeの曲は、恋愛前または片想い、離れた後の話し（詩）になっているように思う。
その点が彼女たちの曲が他と差別化できた部分ではないかと思う。
昔からだが、スタジオ録音され曲はミキシング等で音調整された上で発売される。つまり本当
に彼ら、彼女らの歌声が素のままで発売されることはない。（美空ひばりや、オペラ歌手など
は素のままになると思うが）
そこを逆手にとったのか、加工されまくった歌声を使うという発想がすごいというかｗ
浜崎あゆみや倖田來未などは、バックダンサーがいて、カポエイラのような曲芸のようなダン
スで回りを華やかに見せる。が、PerfumeのPVを見てもわかるように、誰でも踊れそうなダンス
で、翌日が筋肉痛になるようなｗそんなダンスは一切ない。敷居が低く、誰でも入りやすいと
いうのが彼女らの特徴なのではないだろうか。
チョコレイトディスコのＰＶ見ると、いまどきレーザー光線を使ってるのはすごい古いというか
時代遅れというかｗ だけど上手く利用している。
奇を衒う、つまり差別化を図ることはどんな世界、業種でも考えていることだ。多くは失敗に
終わる事が多い中、Perfumeは大成功だと思う。
個人的に驚いたのは、Perfume３人ともに現在２０歳ということだ。公共広告機構のＣＭで話題
となったころはまだ１８，１９の時というのだから、今時にして結構早咲きなんだ。
（３０前になってからメジャーになっている、今はめずらしくない）
悪い意味ではなく、３人とも大人っぽく落ち着いた雰囲気なのは、アイドルにして珍しい。
ただメインストリームには属さないと思うので、どこまで駆け上がれるのか？疑問で心配だ。
丁寧に１段１段登って行けば、ロングテールな売上げ（成功）を収められると思う。
いずれにしても俺は、しばらくPerfumeにハマりそうだ。
