パソコンの流れ。

(1972年~1980年)
 8ビットCPU・PC
初期はIntel8008、Zilog Z80モトローラ 6800などであった。
Z80ファミリーコンピュータ任天堂)に搭載されていたことで有名。
PC-8001日本電気(NEC))、MZ-700(シャープ)、FM-8(富士通)がある。
当時の大卒初任給が13万円弱だったのに対し、21~30万円していた。


(1978年~1984年頃)
 16ビットCPU・PC
Intelから、8086、80286(6~8MHz駆動)。
ZilogはZ800、Z380。モトローラは68000。
NECからPC-9800系、シャープはX68000系、富士通FM-TOWNSがある。
価格は30万~40万円弱(大卒初任給14万円弱)


(1985年~現在)
 32ビットCPU・PC
  Intelから80386など。ZIlogはZ80000。モトローラは68020などがある。
  価格は30~40万円だが、今もCPUは32ビットなのでここでは割愛する。
  
  
(1995年~1998年)
  この頃から主要OSがWindowsになり、USB規格も揃い、利便性が一気
  に増したことで、とてつもなく売れた。価格は20~30万円前後。


(2006年~現在)
  実質64ビットCPU・PCの幕開けである。
  IntelからCore2シリーズ、AMDからAthlon MP, X2などがある。
  価格は12万円からとなっている。



---
凄く大雑把に見てきたが、俺の印象では16ビットから32ビットへの流れは見る
暇もないくらい早かった事だ。

1998年~2000年以降は「自作」が流行り出した。
更にBTOと言われるオーダーメイド形式の組立てパソコンが安く、これに釣
られるようにメーカー製デスクトップ製品は低廉化に拍車がかかり、IBM等
のようにメーカー製デスクトップ機はほとんど姿を見せられなくなっている。


8ビットから32ビットになるまで12年ほどしか要していないのに対し、32から
64になるのに20年かかっている。これは、アプリケーションやOSの対応もあ
るが一番のネックはメモリとその価格だと言える。
1997年ごろ、16MBメモリが約1.5万円(秋葉原バルク品)だったことを考
えれば、ギガ、テラという容量を誰も使わなかったし必要もなかった。

しかし昨今はムービーにネットゲームにと、とてつもなくメモリーを利用し始
めていることから、64ビットへの全面移行は時間の問題だと言えると思う。


昔のことを軽く調べた程度だが、すごい懐かしさを感じると共に、随分と遠く
まできたものだなあ~と感じた。