大宅映子氏の発言は、今の時代の「現状そのもの」だと思う。
大宅映子氏のような発言をしている人がいる限り、自己陶酔型の殺人事件は留
まることは無いと思う。
たぶん、こういう流れを止める術は「ない」と思う。
なぜなら。今の不況が終わることが無いと思うからだ。
いままでの景気は、日本国内需要で上がってきた景気ではない。
アメリカでの低所得者向けローン、ＣＤＳのリスキー商品の普及によるもので
成り立っていた。つまり「借金まみれの景気」だったのだ。
米の主要銀行は統廃合され、経営や商品はガチガチの堅実的なものになる。
トレーダーは、株に飽き足らず石油、レアメタル、トウモロコシ（農作物）に
手を出したが、結局いまはもう新たに手を出せる場がなくなった。しかも主食
だった株は稀にみる低価格で上がる見込みは殆どない。
米国内の銀行も日本の銀行同様に、貸し渋りを急速に進めるだろう。
当座預金銀行化していくのは目に見えている。
これからは、地道な道を歩まざるを得なくなる。
ということは不況が１～２年で終息、上向きになることは無いと思う。
俺の印象では、15～20年はかかると思う。
殺人は断罪されるべきだ。
しかし、今の閉塞感、追い込まれ感が無くならない限りは、このような事件は
続くだろう。
【元厚生次官ら連続殺傷】「今の４０代は幼稚な人多い」大宅映子氏コメント
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081123/crm0811230023000-n1.htm
