あまりにも集中し過ぎている現状を打破する以外に根本的解決はない。

と思う。


東京の山手線圏内に企業が集まり過ぎている。

東京と言っても23区外、武蔵野市や八王子市、立川市、町田市など。多くの市
がある。周辺には埼玉県大宮市、千葉県市川市習志野市など。霞が関まで片
道1時間前後の市は決して少なくはない。
なのに、多くの企業本社は山手線周辺に存在する。


道州制が議論されて久しいが、随分前から言われている首都機能分散はいまだに
実行されていない。

昔は省庁本庁とのやり取りなど利便性が、東京にはあった。
しかし今はインターネットで、書類も送れるし、TV会議も安くて出来る。
1つの省庁が引越せば、影響は数千万~数十万人と関係企業に及ぶ。おいそれと
易々と移転出来ない理由はあるが、体がぶつかり合う満員電車とタイト過ぎる電
車運行スケジュール。デメリットも計り知れない。


このニュース自体は新しい地下鉄運行の不味さと今後についてのものだが、問題
の根本を解決しなければ、地下鉄をいくら増やしても、結局は同じ問題が起こる
だけだと思う。



かつてない不況の中、数億~数百億は簡単な判断で使える金額ではない。
しかし慢性的な状況を打破するのも、政治の役目ではないのだろうか。






副都心線開業3カ月 トラブル減って乗客は? 10月が“正念場”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000912-san-soci