追い込み過ぎ。マネージャー判断の失態も。

スイスでどういう練習をしていたのか分からないが、素人目で思うに低酸素で
アップダウンの激しい道でトレーニングしてたのではないか?と思う。

プロ目線は違うだろうが、本大会の1ヶ月くらい前には帰国して、筋力が落ち
ない程度の軽いトレーニングをしておくべきだったのではないだろうか?


ラソンに限らずプロの世界は100~1000分の1の秒数を争う世界。
時間いっぱいまで鍛え上げたい気持ちはわからんでもない。が、身体が資本の
世界で壊してしまったら元も子もない。

いままでにも事前調整(トレーニング)を失敗して涙をのんでいる選手は少な
くはない。自分は今まで万全だったから。という過信(思い込み)が、このよ
うな結果になるんだと俺は思う。



野口選手はたぶんベッドの上で泣き崩れてしまっているんじゃ?と思うが、本
人に責任が無いとは言わないが、伴走していたマネージャーの責任は軽くない
と思う。
自分の身体じゃないから分かりづらいだろうが、だからこそ1歩2歩手前でス
トップさせて帰国させるべきだったと、後の祭りではあるが、そう思う。



違う競技だが、バトミントンの前田、末綱両選手の対戦相手だが、自分たちは
世界ランク1位だというプライドを持ち続けたのが敗因じゃないかと思う。

前田、末綱両選手に2セット目落とした時に気持ちの切り替えと、悪かった点
を洗い出しておけばよかったと思う。そして3セット目は大差で負け。
「いや、2セット目はたまたま悪かっただけよ」と強気な気持ちで無視してし
まった。それが3セット目、自分たちのペースを崩してしまった要因ではない
化と思う。

綺麗な言葉でいえば謙虚さだが、プライドなんて実はどーでもいいところだと
俺は思う。
自分たちの試合が出来てないことに対して不満を持ち、改善していこうという
気持ちがあったら、中国チームは3セット目取れていたのではないか?と、俺
は感じた。


世界王者を目指すところが故に、1ミリ秒の気の緩みも許されない。と俺は思
うのだが。







ラソン野口みずきが五輪欠場 肉離れ回復せず
http://www2.asahi.com/olympic2008/news/TKY200808120357.html