PSVRまで、あと1カ月ちょっと。

9月13日にSIEが2016 PlayStation® Press Conference in Japanを開く。
もちろん10月13日に迫ったPSVRの前座発表会が中心になることは当然だが、
注目されるのはPS4の上位ハイスペック版に関する情報がどこまで公開されるかだ。

スペック的にはXBOX projectスコーピオと同等にはなるだろうとは予想されるが、
CPU、GPUのスペック強化、RAMやHDDの増強も気になるところだ。
発売時期はXBOXスコーピオと同時期ごろ、つまり2017年末であることは容易に
予想できる。
価格はローンチ版PS4とほぼ同じ4.5~4.8万円くらいになるだろう。

上位スペック版PS4をターゲットにしているのがPSVRなのだが、じゃあ上位版が
出るまでの間はPSVRはどうなるの?ていう話。
本当ならターゲットに合わせて上位版と同時発売がベストだと思うのだが、
それまでの1年間はプレビューリリース的な意図があるのではないかと予想する。
つまり現行PS4でもVRが体験できることをアピール材料にしつつ、セールス面で
どこまでメーカーの期待に応えられるのかの指標を出したいのだと思う。
上位版PS4が出るまでVRのセールスに思わしい結果が出なかった場合は、
上位版を出すまでに仕様変更やソフトのラインナップ調整をしたいのだろう。
と俺は予想する。


個人的には前々から言っているように劇場映画でさえ本当に活用できてる3D作品を
今までに見たことがないし聞いたこともない。
360度ビューなんてウェブのインタラクティブコンテンツでも実現できているのだから
特筆するようなものでもない。

「やっぱこの作品は3Dだから味が出るんだよな」
そう思わせてくれる作品が出るには、今後10年20年の経験を踏まないと出てこないと思う。
その為の布石であるというなら意味のある経験だと思うが、それには売上ではなく
作品としてどうなのか?を考えられる人と経営者がいないと無理だ。
3万本しか売れなかったからダメだ!といっているアフォ経営者の企業では本当に成功できる
VRタイトルは生まれないよ。
そこをSIEやMSがどこまで肝に銘じてやろうとしているかだ。



PlayStation®VR | プレイステーション® オフィシャルサイト
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