安易な批判に誅はわかるが、秋元商法に限界であることに違いない。

ちょっと飛躍していってる気がする。
「AKB商法が生み出した”社会の歪”」
まあそう言っている人がいるのだろうからブログ著者はid:tm2501氏を批判されて
いるんだと思うけれど。少なくとも俺はそうとは言ってないからね。

id:tm2501氏の記事を読んでないのでなんとも言えないし、読む気もないが。
同氏がAKB商法とはどういうことを指して言っているのかもわからない。

ただ俺が言っているAKB商法もとい秋元商法は
1.CDをいかに大量に販売するかに特化できる商売方法
2.独占できる公演ステージをもつ
3.タレントと直接接触ができる場を極めて多く持つ
4.タレントをファン投票で序列・優劣を決めている
などというのがあるという認識。
今回問題になったのは「3」だ。


奇しくも海外でブラッドピッド氏が暴漢に襲われたというニュースが舞い込んだ。
ブラピといえば超がいくつもつくVIPだ。当然周りには屈強の男が囲んでいるところで
襲撃されたわけだ。(現場の状況はわからないが多分そうだろう)

握手会についてブログ主は1980年から始まっていると記しているが、いやもっと
昔から始まっていると思う。
美川憲一氏がある番組で
「ディナーショーで歌いながらお客さんの席をまわっているとき股間を鷲掴みされた」
と語っていたことがある。
つまり非常識な人は今も昔もいたし、芸能人がファンと接触する場には
危険が潜んでいることは随分前から把握されていた、ということになる。


俺が秋元商法の終焉だといっているのは、ファンとの接触がどれほど危険かを
把握していながらも、更に大規模にファン接待活動をしていることを止めなかったし
減らしもしなかった。むしろ拡大させる方向にあったことを批判している。
しかも危険性は随分前からファンたちの中で囁かれていたとも聞く。

美川憲一氏は年中ディナーショウを行っているが、たぶんAKBほどの回数ではないと思う。
それでも前述したようなことが起こっているわけだ。
なのに毎週イベントを開き全入場者と握手する。10人20人という限られた人数ではない
数百人という規模と握手をさせる。危機感、危険性を感じなかったのだろうかと。
8年もやっていればヒヤリハットは何度もあったはずだ。


話が随分逸れてしまったが、
因果を見極め感情感傷偏見で物事を言いたくないという著者の考え方は良いと思うが、
AKB商法、秋元商法が岐路にあることは少なからず言える。

ブラピが暴漢に遇ったことを考えれば厳重にSPで囲っていても絶対保障がないことが示された。
ファンとの接触方法を考え直さなければならないという点で、従来の秋元商法を
考え直さなければならないという意味で秋元商法は終焉であると言える。




「AKB商法が生み出した怪物」と言う論法の気持ち悪さ - あざなえるなわのごとし
< http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2014/05/29/104130 >

B・ピットが顔殴られる、「マレフィセント」のプレミア上映で (ロイター) - Yahoo!ニュース
< http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000059-reut-ent >